当社はe-F@cotry Allianceパートナーとして、IoT化の指標としてSMKLを活用しています。
この指標によって、誰でも、簡単に、現状のレベルを把握し、次の改善目標への設定が可能です。
e-F@ctoryの実現に向けて
SMKLのご紹介
SMKL(Smart Manufacturing Kaizen Level)とは、
製造現場のIoT化のレベルを16マスで評価し、現状のレベルを把握する物差しです。

なぜSMKLが必要なのか
スマート工場を実現するためのIoT化には、トレサビや省エネ、設備保全など、多種多様な目的があります。この目的実現のためにIoT化に取り組もうとした際、例えば下記のような課題に直面します。
経営側
- ・IoTへの投資に対する効果が分かりにくく、継続的な投資判断が難しい
現場側
- ・IoT化を実現するために、何から手を付けて良いのかわからない
- ・現場に色々なメーカの設備が混在しており、データを集めるだけでも難しい
SMKLで実現できること
SMKLを活用することで、設備・作業者、ライン、工場、サプライチェーンの単位で現状の「みえる化レベル」を評価し、次のSTEPへと改善していくことができます。また、経営者と設備担当者間で計画的な投資判断ができるようになります。
「管理対象」の考え方

「みえる化」の考え方
レベルaデータ収集
- ・自動、若しくは作業者によるバーコードスキャン等の簡易操作で、管理に必要なデータを電子的に自動収集、蓄積している。
※手書き日報等のエクセル等への入力は対象外。
【例】
- ・データベース管理
- ・CSV等のファイル管理

レベルb見える化(可視化)
- ・レベルaのデータ、及び目標(基準)データを表やグラフで自動表示できる。
※データを手動でダウンロードし、表やグラフをエクセル等で、都度作成する場合は対象外。
【例】
- ・リスト表示
- ・グラフ(ヒストグラム、トレンド)

レベルc観える化(分析)
- ・レベルbの状態に、基準や目標データも自動表示され、差異の確認ができる。
- ・かつ、処置を必要とする差異が発生した際は、関係者に処置を促す通知を自動で発信する。
【例】
- ・工程飛び管理
- ・工程忘れ管理
- ・処置警告

レベルd診える化(改善)
- ・レベルcの処置を必要とする差異を抑制するために、人、設備、物に対し、処置内容やパラメータを自動的にフィードバックする。
【例】
- ・AIによる改善

SMKLの使い方・特徴
まず、自社の現在地点を16マスで評価し、今どのレベルまでIoT化が実現できているかを把握します。次に、今後の目標地点を設定することで、目標地点に向かうためにはどのような設備を導入する必要があるのか、投資はどれくらい必要なのかを検討することができます。
これにより、設備投資のロードマップとしても使えます。
SMKLの特徴

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SMKLは、IAF/SMKLプロジェクトによってオープン化されており、ホワイトペーパーが発行されています。
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