デジタル化による部品管理・始業点検にかかる時間を削減

これまで部品使用や入庫実績、点検作業結果を紙や手入力で登録していました。
今回、デジタル端末の導入と生産設備との連携を実現することによって現場作業者の負荷を軽減しました。

お客様の業務内容

半導体部品の設計、製造、販売

事例のポイント

  • Point 1 製造現場のDX化

    • 帳票の電子化により、転記などで発生するミスやムダを削減します。
    • 入力したデータはデータベースで一元管理するため、データの検索・分析が容易になります。
  • Point 2 システムのカスタマイズ性

    • GOTMobileを使用したWebシステムのため、OSに依存しません。
    • システム納入後、お客様自身でも画面のカスタイマイズが可能です。
    • お客様の設備・生産工程を活かし、カスタマイズしたシステムを提供することで、導入時におけるお客様ののご負担を削減します。
  • Point 3 リアルタイム性

    • MESインターフェースユニットを採用し、現場PLCから直接DBに登録することで、リアルタイムな情報共有を実現します。
    • ロケーション管理によって在庫部品を探す手間を削減します。

概要

従来、紙を用いて点検や部品の入出庫をおこなっており、そのため、記入漏れや転記ミスなどの発生していた。
また、紙の帳票をデータベースに手入力するという無駄な作業も発生していた。
これに対し、デジタル端末を使用して、部品の入出庫・棚卸登録及び 始業点検結果の登録をおこなう。
登録した内容は、MESインターフェイスを使用して、PLCから管理用PCのデータベースに登録する 。
このシステムにより、手作業(計算・紙媒体への記録・データ入力・転記等)によるヒューマンエラーを撲滅、事務作業を削減した。

導入効果

  • システムによる省人化

    システム導入により、現状の手作業時間を削減

  • データ品質の向上

    記入ミス・転記ミスを防止し、データの品質を向上

  • 余剰在庫・欠品削減

    基幹システムと連携することで、製造現場のDX化を実現。棚卸業務の省力化にも寄与