新・旧設備の監視をシステム統合することによって管理業務を効率化

工場の長い歴史の中で、最新式の設備や改造を繰り返した設備、あるいは設立当時のまま変わらず使われ続けている古い設備が数多く混在することで一元的な管理が難しくなっていないでしょうか?そうした設備の監視を統合化することが可能です。

お客様の業務内容

電子部品・半導体部品の設計・製作

事例のポイント

  • Point 1 経験豊富なシステムエンジニアが未監視設備の取り込み方法をご提案

    監視したい設備やお客様の管理・運用を現地調査させて頂き、将来構想も含めたあるべき監視システムを段階的に導入

  • Point 2 お客様の使用頻度や優先度の高い監視業務に特化した監視画面の作成

    お客様へのヒアリングを通じて運用に易しいミス・ロスの少ないデザインをご提案しお客様専用のカスタム画面を作成

  • Point 3 可用性・信頼性の高いリアルタイム監視を提供

    実績豊富なシステムソフトウェアと堅牢なハードウェア、複数端末による冗長性を加味したシステム構築。分散型ネットワークの採用と光通信で設備の状態変化を高速キャッチ

概要

工場設立当初は小規模だったが生産量が増加するに伴い生産設備やユーティリティ設備を増強、工場の増築も実施。しかし、取り扱うデータ量が大幅に増加するため既存の監視システムでは対応不可。そこで、ユーザインターフェース含めたシステムの刷新化と、既存の設備監視を継続したまま新規設備と既存の未監視設備の統合を実現。

導入効果

  • 新・旧設備を共通ネットワークに接続し全設備の監視を統合化することで運用も共通化
  • 3つの監視拠点を設置し、広い構内の複数現場を遠隔で一括監視
  • WEB機能を活用しモバイル端末からも運転状態や警報確認が可能
  • 新・旧設備データを一元管理することで管理帳票を標準化。CSVやExcel出力が
    可能なため二次加工や分析用に活用。BIツールなど社内システムとの連携も可能

グラフィック画面例#1・・・受変電設備の運転状態、警報監視 受変電設備の運転状態、警報監視

グラフィック画面例#2・・・ユーティリティ設備の運転状態、警報監視 ユーティリティ設備の運転状態、警報監視

トレンドチャート画面#3・・・設備データのリアルタイムトレンドグラフ 設備データのリアルタイムトレンドグラフ