RFID(RFIDインタフェースユニット)

RFIDシステムで現場のデジタル化をサポート

n35_1174.png

「現場のみえる化」だけじゃない「管理の効率化」を実現

入庫から出庫まで一気通貫な製品情報の紐づけが可能です。

  • 一気通貫な製品情報の紐づけ
    n36_750.png
    ・ 部門を跨いでの追跡が不要
    ・ 確認工数の削減
    入庫から製品出荷まで一貫した製造情報の履歴管理によって、製造情報のトレースを効率化することで迅速な対応が可能です。
  • 生産状況のリアルタイム監視
    n37_750.png
    タブレット端末なら、PC立上げ不要で簡単に確認可能
    RFタグ情報から生産現場のリアルタイム表示することで、管理の人的リソースをより効果的な業務へ回すことができます。離れた場所からでもパソコンや、タブレット端末でリアルタイムに確認が可能です。
  • 適材適所でのRFIDシステム導入
    n61_750.png
    ・ 安価、短期で導入しやすいシンプルなシステム
    ・ 導入後も増設や変更が容易
    工程ごとに情報を収集する複雑・大規模なシステムではなく、「モノと情報の一体化」で情報収集を最小化、シンプルな分散制御システムを低コストで構築可能です。
  • 回数管理で予防保全
    n62_750.png
    ・ 安定稼動=安定生産
    ・ 不測の事態に備えて人手を確保
    有寿命部品の使用回数をRFIDで管理し、製造ラインの停止前に部品交換することで、予防保全をサポートします。

システムに応じた構成

MELSEC iQ-Rシリーズ/MELSEC-Qシリーズ対応スロットインタイプは、シーケンサCPUと大容量データ(2048バイト)の高速通信が可能です。
CC-Link IEフィールド/CC-Link対応のネットワーク分散タイプは、デバイス局として分散設置による制御が可能になります。

n38_1174.png
●スロットインタイプとネットワーク分散タイプを併用することにより工程全体を制御できます。
工程1、5 :大容量データを扱うため高速・大容量タイプのMELSEC iQ-Rシリーズスロットインタイプ
工程2、3、4 :分散設置できるCC-Link IE フィールド/CC-Linkネットワーク分散タイプ

オムロン株式会社製 V680シリーズ対応RFID

三菱電機株式会社製 MELSEC iQ-R/Qシリーズへのスロットインタイプと、ネットワーク分散タイプとしてCC-Link IE Field、CC-Linkをラインアップ。現場に合わせた機器選定が可能です。

簡単立上げ

MELSEC iQ-Rシリーズ対応スロットインタイプは、MELSEC iQ-Rシリーズの機能を活用した3つの機能を実装しており、グラフィカルに初期設定が可能です。

また、MELSEC-Qシリーズ対応スロットインタイプ(EQ-V680D1、EQ-V680D2)を現在ご利用の場合、プログラムを流用可能のため、MELSEC iQ-Rシリーズ対応スロットインタイプ(ER-1V680D1、ER-1V680D2)への移行がスムーズです。

その他の機種も、MEEFANまたは三菱電機FAサイトからダウンロードできる三菱電機株式会社製MELSOFT シーケンサエンジニアリングソフトウェア用FB(ファンクションブロック)ライブラリで、プログラムを簡単に作成できます。

3つの新機能を搭載

  • GUIでの初期設定
    n39_750.png
    ・グラフィカルに初期設定が可能
    ・ドラッグ&ドロップで割付け可能
  • ユニットラベル
    n40_750.png
    ・ラベルプログラミング対応
    ・デバイスなどを一覧から選択可能
    ・ユニット割付けへの自動追従
  • イベント履歴
    n41_750.png
    ・CPUのイベント履歴に対応
    ・エラーの発生時期、原因、処置方法の表示

プログラム流用

  • 既存システムの流用
    n42_750.png
    ・当社製品MELSEC-Qシリーズスロットインタイプのプログラムを流用可能

プログラムを簡単に作成できるFB(ファンクションブロック)を提供

三菱電機株式会社製MELSOFT シーケンサエンジニアリングソフトウェア用FB(ファンクションブロック)ライブラリを、当社Webサイトまたは三菱電機FAサイトからダウンロードすることで、プログラムを簡単に作成できます。
詳しくはこちら

データの読み書き時間

詳しくはこちら

豊富なテスト・測定機能

立上げ、保守時のアンテナとRFタグとの「交信テスト」、「ノイズレベル測定」などの診断を行うことができます。

  • 交信テスト
    シーケンスプログラムを動作させずに、RFタグのデータ読出しを行います。
    RFタグからのデータ読出し不具合時に、その不具合がシーケンスプログラムまたはアンテナ・RFタグのどちらに起因しているかを確認できます。
  • 速度レベル測定
    n44_750.png
    RFタグを移動させながら連続して交信できる回数を測定します。測定結果を0〜99(回)で確認できます。
  • 距離レベル測定
    n43_750.png
    アンテナ交信領域に対して、RFタグがどの程度の距離(レベル)にあるか測定します。測定結果を00〜06の7段階で確認できます。
  • ノイズレベル測定
    n46_750.png
    アンテナ周囲のノイズレベルを測定します。
    測定結果を0〜99で確認できますが、あくまでも目安としてください。
    アンテナ設置現場において現状レベルを示すもので、RFタグとの交信異常時などのノイズ対策において、変化を把握できるようにした機能です。ノイズレベルに対して交信動作を保証するものではありません。
  • 交信成功率測定
    n45_750.png
    RFタグを静止させた状態において100回の交信を行い、成功率を測定します。
    測定結果を0〜100(%)で確認できます。

機能一覧

詳しくはこちら

FBライブラリ一覧

詳しくはこちら

機種一覧表

RFIDインタフェースユニット

形名 タイプ チャンネル接続数
ER-1V680D1 MELSEC iQ-Rシリーズスロットインタイプ 1チャンネル接続
ER-1V680D2 2チャンネル接続
EQ-V680D1 MELSEC-Qシリーズスロットインタイプ 1チャンネル接続
EQ-V680D2 2チャンネル接続
ECLEF-V680D2 CC-Link IEフィールド対応ネットワーク分散タイプ 2チャンネル接続
ECL2-V680D1 CC-Link対応ネットワーク分散タイプ 1チャンネル接続