RFID(RFIDインタフェースユニット)

RFIDシステムで現場のデジタル化をサポート

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「現場のみえる化」だけじゃない「管理の効率化」を実現

入庫から出庫まで一気通貫な製品情報の紐づけが可能です。

  • 一気通貫な製品情報の紐づけ
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    ・ 部門を跨いでの追跡が不要
    ・ 確認工数の削減
    入庫から製品出荷まで一貫した製造情報の履歴管理によって、製造情報のトレースを効率化することで迅速な対応が可能です。
  • 生産状況のリアルタイム監視
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    タブレット端末なら、PC立上げ不要で簡単に確認可能
    RFタグ情報から生産現場のリアルタイム表示することで、管理の人的リソースをより効果的な業務へ回すことができます。離れた場所からでもパソコンや、タブレット端末でリアルタイムに確認が可能です。
  • 適材適所でのRFIDシステム導入
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    ・ 安価、短期で導入しやすいシンプルなシステム
    ・ 導入後も増設や変更が容易
    工程ごとに情報を収集する複雑・大規模なシステムではなく、「モノと情報の一体化」で情報収集を最小化、シンプルな分散制御システムを低コストで構築可能です。
  • 回数管理で予防保全
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    ・ 安定稼動=安定生産
    ・ 不測の事態に備えて人手を確保
    有寿命部品の使用回数をRFIDで管理し、製造ラインの停止前に部品交換することで、予防保全をサポートします。

構成例

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8つの特長

  • ISO準拠のRFタグ*が使用可能
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    • ISO15693に準拠したRFタグであれば、メーカを問わず使用が可能。


      *推奨品:NITTOKU株式会社製品当社検証品は こちら を参照ください。
  • 最大4台を接続(1ユニットあたり)
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    • ユニット1 台で最大4 台のリーダライタを設置可能。
      ユニット構成の最適化、補用品の低減を実現。
  • 最大600m分散設置が可能*1
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    • 当社既製品と比べ、設置距離が約10倍* 2となり、設置場所の課題を解決。


      *1 当社製RFIDインタフェースユニットとNITTOKU株式会社製リーダライタとの設置距離
      *2 当社調べ
  • RFタグとの高速通信
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    • FA用途に特化したNITTOKU株式会社製のリーダライタで高速通信を実現。
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      *128バイトの読出し速度比較(NITTOKU株式会社調べ)
  • RFタグとの通信距離拡大
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    • NITTOKU株式会社製の高性能RFタグを使用することで、同社従来品*と比べ通信性能が2倍以上。


      *NITTOKU株式会社調べ
  • 大容量RFタグが使用可能
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    • ユニット1 台で最大4 台のリーダライタを設置可能。ユニット構成の最適化、補用品の低減を実現。
  • 最大600m分散設置が可能*1
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    • 最新鋭の3 Dプリンタを採用した次世代フレキシブル生産によって、迅速なカスタム対応を実現。


      *NITTOKU株式会社のサービスです
  • サンプルプログラムで簡単設計
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    • サンプルプログラムによって、設計・立上げが容易。

立上げ支援

簡単設定

3つのステップで稼働に必要な設定ができます。

    Step.1 : リーダライタの初期設定
    ユニットにリーダライタを1台接続し、初期設定を行います。専用の装置不要でリーダライタの初期設定が可能です。(リーダライタ設定は1 台ずつ実施してください)
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    Step.2 : テストモード(リーダライタの接続確認テスト)
    ユニットに接続したリーダライタとの接続確認を行います。ラダー不要で接続確認が可能です。(最大4台まで同時に接続できます)
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    Step.3 : テストモード(リードテスト)
    ユニットに接続したリーダライタを使用し、RFタグとの交信確認を行います。ラダー不要でRFタグとの交信確認(リード)が可能です。また、リードする処理点数は指定可能です。(最大4台まで同時に接続できます)
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サンプルプログラム

サンプルプログラムを使うことで、ゼロからラダーを作成する必要がありません。サンプルプログラムによって、作業者の負担軽減、早期立上げが可能です。2種類のサンプルプログラムをご用意しています。

  • 1) 通常構成
    チャンネル1に対して、リードとライトを実施するサンプルプログラムです。
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  • 2) リモートヘッドユニット構成
    リモートヘッドユニットを使用した構成で、チャンネル1に対してリードとライトを実施するサンプルプログラムです。
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交信モード

RFタグとの交信方法には2種類あります。目的に合わせて交信方法を指定できます。

  • 1) トリガ
    RFタグをアンテナ交信領域内に停止させ外部トリガで交信します。交信領域内に存在するRFタグは必ず1個とします。
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  • 2) オート
    アンテナ交信領域内に入ってくる移動状態にあるRFタグを自動検知して交信します。交信領域内に存在するRFタグは必ず1個とします。
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交信速度

ER-1CM1NT-01を使用した時の処理時間(ボーレート:230,400bps)

処理点数 1Kタグ 2Kタグ 8Kタグ
ライト リード ライト リード ライト リード
2バイト 66ms 50ms 58ms 43ms 77ms 52ms
32バイト 113ms 71ms 56ms 57ms 52ms 52ms
500バイト 1,125ms 477ms 370ms 354ms 323ms 268ms
922バイト 2,188ms 899ms 660ms 659ms 544ms 487ms
2,000バイト - - 1,294ms 1,292ms 1,092ms 950ms

*交信処理時間は、使用する環境や交信距離、接続台数により異なります。
 また、ER-1CM1NT-01/02/04ではER-1CM1NT-01の交信処理時間が1番短くなります。

機能一覧

詳しくはこちら

機種一覧表

形名 チャンネル接続数
ER-1CM1NT-01 1台接続
ER-1CM1NT-02 2台接続
ER-1CM1NT-04 4台接続

製品仕様

関連資料

リーフレット

詳しくはこちら

  • お問合せ
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構成例

▼スロットインタイプ
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▼ネットワーク分散タイプ
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▼システムに応じた構成
MELSEC iQ-Rシリーズ/MELSEC-Qシリーズ対応スロットインタイプは、シーケンサCPUと大容量データ(2048バイト)の高速通信が可能です。
CC-Link IEフィールド/CC-Link対応のネットワーク分散タイプは、デバイス局として分散設置による制御が可能になります。
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●スロットインタイプとネットワーク分散タイプを併用することにより工程全体を制御できます。
工程1、5 :大容量データを扱うため高速・大容量タイプのMELSEC iQ-Rシリーズスロットインタイプ
工程2、3、4 :分散設置できるCC-Link IE フィールド/CC-Linkネットワーク分散タイプ

簡単立上げ

MELSEC iQ-Rシリーズ対応スロットインタイプは、MELSEC iQ-Rシリーズの機能を活用した3つの機能を実装しており、グラフィカルに初期設定が可能です。

また、MELSEC-Qシリーズ対応スロットインタイプ(EQ-V680D1、EQ-V680D2)を現在ご利用の場合、プログラムを流用可能のため、MELSEC iQ-Rシリーズ対応スロットインタイプ(ER-1V680D1、ER-1V680D2)への移行がスムーズです。

その他の機種も、MEEFANまたは三菱電機FAサイトからダウンロードできる三菱電機株式会社製MELSOFT シーケンサエンジニアリングソフトウェア用FB(ファンクションブロック)ライブラリで、プログラムを簡単に作成できます。

3つの新機能を搭載

  • GUIでの初期設定
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    ・グラフィカルに初期設定が可能
    ・ドラッグ&ドロップで割付け可能
  • ユニットラベル
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    ・ラベルプログラミング対応
    ・デバイスなどを一覧から選択可能
    ・ユニット割付けへの自動追従
  • イベント履歴
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    ・CPUのイベント履歴に対応
    ・エラーの発生時期、原因、処置方法の表示

プログラム流用

  • 既存システムの流用
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    ・当社製品MELSEC-Qシリーズスロットインタイプのプログラムを流用可能

プログラムを簡単に作成できるFB(ファンクションブロック)を提供

三菱電機株式会社製MELSOFT シーケンサエンジニアリングソフトウェア用FB(ファンクションブロック)ライブラリを、当社Webサイトまたは三菱電機FAサイトからダウンロードすることで、プログラムを簡単に作成できます。

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データの読み書き時間

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豊富なテスト・測定機能

立上げ、保守時のアンテナとRFタグとの「交信テスト」、「ノイズレベル測定」などの診断を行うことができます。

  • 交信テスト
    シーケンスプログラムを動作させずに、RFタグのデータ読出しを行います。
    RFタグからのデータ読出し不具合時に、その不具合がシーケンスプログラムまたはアンテナ・RFタグのどちらに起因しているかを確認できます。
  • 速度レベル測定
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    RFタグを移動させながら連続して交信できる回数を測定します。測定結果を0〜99(回)で確認できます。
  • 距離レベル測定
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    アンテナ交信領域に対して、RFタグがどの程度の距離(レベル)にあるか測定します。測定結果を00〜06の7段階で確認できます。
  • ノイズレベル測定
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    アンテナ周囲のノイズレベルを測定します。
    測定結果を0〜99で確認できますが、あくまでも目安としてください。
    アンテナ設置現場において現状レベルを示すもので、RFタグとの交信異常時などのノイズ対策において、変化を把握できるようにした機能です。ノイズレベルに対して交信動作を保証するものではありません。
  • 交信成功率測定
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    RFタグを静止させた状態において100回の交信を行い、成功率を測定します。
    測定結果を0〜100(%)で確認できます。

機能一覧

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FBライブラリ一覧

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機種一覧表

RFIDインタフェースユニット

形名 タイプ チャンネル接続数
ER-1V680D1 MELSEC iQ-Rシリーズスロットインタイプ 1チャンネル接続
ER-1V680D2 2チャンネル接続
EQ-V680D1 MELSEC-Qシリーズスロットインタイプ 1チャンネル接続
EQ-V680D2 2チャンネル接続
ECLEF-V680D2 CC-Link IEフィールド対応ネットワーク分散タイプ 2チャンネル接続
ECL2-V680D1 CC-Link対応ネットワーク分散タイプ 1チャンネル接続

製品仕様

ユーザーズボイス

製品のご要望は、下記Webフォーマットからご連絡ください。

お問合せはこちら

 

CC-Link対応品
1チャンネル品しかない。既設が2チャンネルだった場合、局数が増えた分だけ設定工数がプラスされる。