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2016年6月8日
医療用照明機器で初めて、全色に信頼性の高いレーザー光源を採用
手術顕微鏡用「レーザ照明装置」が第8回レーザー学会産業賞 奨励賞を受賞
三菱電機エンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:吉永 徹)は、医療用照明機器では初めて※1全色固体レーザー光源を搭載し、色鮮やかな環境での手術を可能にした手術顕微鏡用「レーザ照明装置」が、一般社団法人 レーザー学会が主催する「平成28年度レーザー学会賞」で「第8回レーザー学会産業賞 奨励賞」を三菱電機株式会社と共同受賞しましたので、お知らせいたします。
表彰式は、5月に開催された「レーザーEXPO 2016」(5月18日 ~ 20日、於:パシフィコ横浜)の中で執り行われました。
※1:白色照明において。2016年6月8日現在(当社調べ)
表彰式は、5月に開催された「レーザーEXPO 2016」(5月18日 ~ 20日、於:パシフィコ横浜)の中で執り行われました。
※1:白色照明において。2016年6月8日現在(当社調べ)
受賞要因と評価コメント
審査委員より以下の評価を受け、受賞に至りました。(以下、レーザー学会誌 5月号より抜粋)
レーザー照明装置を世界で初めて手術用顕微鏡に適用し新しい応用分野を切り開いた。染色との組合せなど医療現場を変える可能性を秘めており、レーザーの医療分野への展開に大きく貢献していると認められる。
手術顕微鏡用「レーザ照明装置」の主な特長
レーザーを使用しているため、長寿命化を実現
- 従来の白色ランプと比べて、20倍以上※2となる4万時間の長寿命化を実現
- 長寿命化により省メンテナンスに貢献
※2:キセノンランプとの比較において。当社調べ
高い信頼性を実現
- 複数のレーザー光源から構成されており、手術中の消灯を防止
調色機能により、手術に有用な照明を実現
- 調色を可能にするRGB制御により、患部が見やすい照明を実現
なお、本製品はミズホ株式会社(本社:東京都文京区)より、形名「MML-01」として販売しています。
レーザー学会産業賞 奨励賞とは
レーザー学会賛助会員が開発・実用化した製品・新技術において、レーザー・光関連産業を通じて社会の発展に貢献する優れたものに対して授与し、その功績を称えるもので、奨励賞は、特に市場の開拓および将来性が期待されるものです。
一般社団法人レーザー学会ウェブサイトhttp://www.lsj.or.jp/laser/l13_4sangyosho28.html
製作担当事業所
三菱電機エンジニアリング株式会社 京都事業所
報道機関からのお問い合わせ先
三菱電機エンジニアリング株式会社
総務・法務部 総務グループ
TEL:(03)3288-1101