ここから本文


<<-前の画面に戻る

<広報発表(アンケート)>

2010年4月27日

三菱電機エンジニアリング株式会社

思い出の番組は『8時だョ!全員集合』
わが家のテレビ史″アンケート

後世に残したい番組は『サザエさん』


  今年は、カラーテレビの本放送開始から50周年です。また、来年7月に控えた地上アナログテレビ放送からデジタルテレビ放送への移行や、建設中の自立式電波塔(東京都墨田区)などが話題を集めています。
   三菱電機エンジニアリング株式会社は、当社社員を対象に「テレビ」に関する今、思い出そして後世についてのアンケートを行いました。


[ 調 査 概 要 ]
調査期間

2010年3月15日〜3月31日

調査対象

当社社員(全国)

調査方法

アンケート用紙配布による直接記入

有効回答数

327名

 
男性
女性
20代
30代
40代
50代〜
未婚
既婚
同居人
あり
同居人
なし
261
66
75
77
114
61
142
185
235
92
79.8
20.1
22.9
23.5
34.9
18.7
43.4
56.6
71.9
28.1
 
 
 
< 調 査 結 果 >
質問1   好きなテレビ番組のジャンルは何ですか?
→ 1位『ニュース・報道』、2位『バラエティー』、3位『映画』 

 
質問2   あなたの思い出のテレビ番組は何ですか?
→ 生放送の醍醐味!! 1位『8時だョ!全員集合』、2位『ザ・ベストテン』
 
質問3   後世に残したいテレビ番組は何ですか?
→ 1位『サザエさん』、2位『プロジェクトX』、3位『大河ドラマ』
     
質問4   テレビ史に残したい有名人は誰ですか?
1位『北野武』、2位『タモリ』、3位『明石家さんま』…“お笑い御三家”上位
     
質問5   「チャンネル権」は誰が持っていますか?〔対象:既婚/同居人あり〕
→ 『夫』34.1%、『妻』31.8%、『子ども』29.5%でほぼ平等
     
質問6   テレビをみるのは週に何分程度ですか?〔対象:同居人あり〕
→ 「一人で」は週『369.21分』、「同居人と」は週『430.00分』
 
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
お問い合わせ先
三菱電機エンジニアリング(株) 総務人事部 総務グループ
TEL:03-3288-1101
 


<質問1>

好きなテレビ番組のジャンルは何ですか? (複数回答)

 
1位『ニュース・報道』、2位『バラエティー』、3位『映画』
 
<全体>
ジャンル
1
ニュース、報道
46.2
2
バラエティー
45.0
3
映画
33.9
4
スポーツ
32.7
5
ドキュメンタリー
30.0
6
ドラマ
23.9
7
14.4
8
クイズ
11.3
9
音楽
11.0
10
アニメ、特撮
9.5
11
情報、ワイドショー
9.2
12
料理、グルメ
5.8
 
<男性>
ジャンル
1
ニュース、報道
49.0
2
バラエティー
43.3
3
ドキュメンタリー
38.3
4
スポーツ
36.8
5
映画
32.6
6
ドラマ
29.9
7
14.6
8
クイズ
11.9
9
音楽
10.7
10
アニメ、特撮
9.2
 
<女性>
ジャンル
1
バラエティー
51.5
2
ドラマ
39.4
映画
4
ニュース、報道
34.8
5
ドキュメンタリー
30.3
6
スポーツ
16.7
7
情報、ワイドショー
13.6
9
音楽
12.1
10
アニメ、特撮
10.6
料理、グルメ
 
 
<20代>
<30代>
<40代>
<50代以上>
1
バラエティー
58.7
バラエティー
54.5
ニュース、報道
50.0
ニュース、報道
70.5
2
映画
44.0
ニュース、報道
40.3
バラエティー
40.4
スポーツ
37.7
3
スポーツ

28.0

スポーツ

35.1

映画
32.5
ドキュメンタリー
34.4
4
ニュース、報道
26.7
ドキュメンタリー
32.5
ドキュメンタリー
31.1
5
ドキュメンタリー
20.0
映画
31.2
スポーツ
31.6
映画
27.9
6
ドラマ
18.7
ドラマ
28.6
ドラマ
30.7
バラエティー
24.6
7
音楽 アニメ、特撮
14.3
クイズ
14.9
情報、ワイドショー
13.1

 
  全体では、『ニュース、報道』(46.2%)がトップとなりました。年代別でも40代で50.0%、50代以上においては70.5%と圧倒的な支持を集めました。
   僅差の2位は『バラエティー』(45.0%)でした。年代別では、20代(58.7%)、30代(54.5%)でトップと若い世代で人気となっています。
   3位は『映画』(33.9%)でした。映画館で観るのもいいけれど、自宅の「テレビ」で観る映画もお好みのようで、20代では2位(44.0%)と高い支持を集めています。

   また、年代別では50代以上で2位『スポーツ』、3位『ドキュメンタリー』、4位『旅』が上位にランクインしているのが特徴的です。また、20代では『音楽』、30代では『アニメ、特撮』、40代では『クイズ』がそれぞれランクインしています。


<質問2> あなたの思い出のテレビ番組は何ですか?
 
生放送の醍醐味!!
   1位「8時だョ!全員集合」、2位「ザ・ベストテン」
 
<全体>
番組名
1
8時だョ!全員集合
8.3
2
ザ・ベストテン
2.8
3
オレたちひょうきん族
2.1
ダウンタウンの ごっつええ感じ
巨人の星
6
ドラゴンボール
1.5
プロジェクトX
天才・たけしの 元気が出るテレビ!!
9
ドラえもん
1.2
 
<男性>
番組名
1
8時だョ!全員集合
8.4
2
ダウンタウンの ごっつええ感じ
2.7
巨人の星
4
オレたちひょうきん族
2.3
5
プロジェクトX
1.9
天才・たけしの 元気が出るテレビ!!
7
ザ・ベストテン
1.5
ドラゴンボール
 
<女性>
番組名
1
8時だョ!全員集合
7.6
ザ・ベストテン
3
セーラームーン
3.0
ちびまる子ちゃん
キューティーハニー
 
 
<20代>
<30代>
<40代>
<50代以上>
1
ごっつええ感じ
8.0
8時だョ!全員集合
7.8
8時だョ!全員集合
16.7
巨人の星
6.6
2
ドラゴンボール
4.0
元気が出るテレビ!!
5.2
ザ・ベストテン
6.1
プロジェクトX
3.3
3
ドラえもん オレたちひょうきん族
3.9
オレたちひょうきん族
2.6
プロレス
4
ボキャブラ天国     巨人の星 鉄腕アトム
5
  東京ラブストーリー ジャングル大帝レオ
6
  ひょっこりひょうたん島
 
  全体の1位は『8時だョ!全員集合』(8.3%)でした。最盛期には視聴率が40〜50%を記録した昭和を代表する“お化け番組”には「子供の頃、とにかく毎週わくわくしてみていた」(40代・男性)、「生放送でハプニングもたまにあり、とにかく面白かった」(40代・男性)、「8時になると、家族そろって番組を見ていた」(30代・女性)など、当時の人気ぶりを思わせるエピソードが多数寄せられました。

  続く2位は、女性の1位でもある『ザ・ベストテン』(2.8%)でした。「家族みんな歌が好きで、毎週見ながら歌っていた」(30代・女性)、「生放送ならではのハプニング有りで、毎回ドキドキしながら見ていた」(40代・女性)など、家族揃って楽しめた昭和を代表する“歌番組”に、女性から多くのエピソードが寄せられました。
  “生放送”(基本的に)が特徴でもあった番組が1位、2位を独占しました。

  続く3位は同率で3つの番組が並びました。そのひとつ『オレたちひょうきん族』(2.1%)には、「子供の頃よくまねをしました」(30代・男性)、「今までに無い笑いの構成だった、理屈無しに笑えた」(50代以上・男性)、「土曜日の定番だったから。家族みんなで楽しんだ」(30代・女性)などの声が寄せられました。1位と同様に、土曜日の夜8時の番組がランクインしました。  

   同3位『ダウンタウンのごっつええ感じ』(2.1%)は、「笑いすぎて死ぬかと思った記憶がある!」(20代・男性)、「学校で毎週話題になっていた」(30代・男性)など、友達同士での話題を多く提供してくれた番組でした。
   質問1の第2位にあげられている『バラエティー番組』が、ベスト3(計5番組)のうち3番組を占めました。  

   同3位『巨人の星』(2.1%)には、「子供の頃、毎週ハラハラしながら見ていた」(40代・男性)、「子供心にどん底から目標に向かって努力する姿に感動!」(40代・男性)など昔を懐かしむ声が寄せられました。
   年代別でも50代以上のトップが『巨人の星』で、「小学生の時、野球に夢中になったことがキッカケで友達と大いに盛り上がった」(50代以上・男性)など、 まさに“巨人、大鵬、玉子焼き”の流行語になじんだ世代を象徴する結果となりました。

   また、少数意見ですが、50代以上の第2位『鉄腕アトム』には「白黒・カラーを経験、昭和40年代を象徴している」(40代・男性)といった声をはじめ、『サンダーバード』には「カラーテレビを買った時に最初に見た番組」(40代・男性)や、『キーハンター』には「シリーズ途中で,白黒放送がカラー放送に変わり感動した」(40代・男性)など、“カラー放送”スタートというインパクトと“思い出”が相まった回答も目立ちました。  

   その他のユニークな回答は以下の通りです。
◆『ドラえもん』
…「ドラえもんの四次元ポケットが欲しくてたまらなかった」(20代・女性)
◆『新聞記者』
…「夜、9時。“寝る時間だ”と父に叱られながら盗み見した。テレビは大人が見るものだと思った」(50代以上・女性)
◆『兼高かおる世界の旅』
…「子供心にいつか海外に行ってみたいと思った」(40代・女性)
◆『キューティーハニー』
…「子供の頃、本気で大きくなったらキューティーハニーになると決心していた」(30代・女性)
<質問3>

後世に残したいテレビ番組は何ですか?

 
 ◆ 1位『サザエさん』、2位『プロジェクトX』、3位『大河ドラマ』
 
<全体>
番組名
1
サザエさん
6.4
2
プロジェクトX
4.6
3
大河ドラマ
3.1
4
笑っていいとも
2.1
5
たかじんのそこまで 言って委員会
1.8
NHKスペシャル
7
世界ふれあい街歩き
1.5
ザ・ベストテン
 
<男性>
番組名
1
プロジェクトX
5.4
2
サザエさん
5.0
3
大河ドラマ
3.1
4
NHKスペシャル
2.3
笑っていいとも
6
たかじんのそこまで 言って委員会
1.9
 
<女性>
番組名
1
サザエさん
12.1
2
世界ふれあい街歩き
4.5
3
大河ドラマ
3.0
ザ・ベストテン
3年B組金八先生
オレたちひょうきん族
 
 
<20代>
<30代>
<40代>
<50代以上>
1
サザエさん
5.3
サザエさん
7.8
サザエさん
7.9
世界遺産への招待状
4.9
2
笑っていいとも プロジェクトX
3.9
プロジェクトX
7.0
サザエさん
3.3
3
大河ドラマ
4.0
たかじんのそこまで言って委員会 NHKスペシャル
3.5
プロジェクトX
4
  3年B組金八先生
2.6
大河ドラマ
5
  NHKスペシャル
 

  全体の1位は、女性及び20代、30代、40代でもトップの長寿番組『サザエさん』(6.4%)でした。「古きよき日本家庭が表現されている」(20代・女性)、「やっぱり定番!!」(30代・女性)、「アットホームで平和な家族像を後世にも残したい」(40代・男性)、「見始めた当時はカツオ君世代だったが、今はマスオさんを追い越して波平さん世代になっている」(50代以上・男性)など、幅広い世代からコメントが寄せられました。日曜夕方の“定番”番組として、生活の一部となっている人も多いようです。
  続く2位は、男性でもトップの『プロジェクトX』(4.6%)でした。「子どもにも大人にも夢を与えられる番組」(30代・男性)、「苦労を乗り越えた時の感動を伝え、一生懸命頑張る大切さ、素晴らしさを知ってほしい」(40代・男性)、「困難に立ち向かい克服する生き様」(50代以上・男性)など、熱き思いが寄せられました。
   3位は『大河ドラマ』(3.1%)でした。「歴史上の偉人について知ることができるから」(20代・男性)、「家族みんなで歴史の勉強ができ、ドラマとしても感動できる」(20代・男性)など、意外(?)にも若い世代(20代)からの支持を集めました。  
   また、5位には全国放送ではない関西の番組『たかじんのそこまで言って委員会』がランクインしました。「自由な発言が飛び交うところ」(50代以上・女性)が人気のようです。

 
<質問4>

テレビ史に残したい有名人は誰ですか?

 
 ◆ 1位『北野武』、2位『タモリ』、3位『明石家さんま』
        …“お笑い御三家”が上位独占
 
有名人(肩書き)
1
北野武 (タレント)
40
12.2
2
タモリ (タレント)
26
8.0
3
明石家さんま (タレント)
22
6.7
4
島田紳助 (タレント)
12
3.1
5
藤田まこと (タレント)
8
2.4
6
久米宏 (司会者)
7
2.1
7
みのもんた (司会者)
6
1.8
ドリフターズ (タレント)
9
イチロー (プロ野球選手)
5
1.5
黒柳徹子 (タレント)
所ジョージ (タレント)
※本文中、敬称略
 
  1位は『北野武』(40票)でした。2位には『タモリ』(26票)が、3位には『明石家さんま』(22票)が続いており、お笑いタレント“ビッグ3”とも言われる3名が上位を独占する結果となりました。4位『島田紳助』、5位には今年2月に惜しくも亡くなられた『藤田まこと』、7位『ドリフターズ』、9位『所ジョージ』など、テレビを通じてお茶の間に“笑い”を提供してくれた人に多くの票が集まりました。
  また、スポーツ選手としては『イチロー』が、女性としては『黒柳徹子』が9位(5票)にランクインしました。
 
<質問5>

「既婚/同居人あり」の方対象:「チャンネル権」は誰が持っていますか?

 
 ◆ 『夫』34.1%、『妻』31.8%、 『子ども』29.5%でほぼ平等
 
  「既婚」で「同居人あり」の人にきいてみたところ、 『夫』34.1%に対して『妻』31.8%と、わずかながら 『夫』の方がチャンネル権を握っているようですが、 続く『子ども』も29.5%と僅差であることから、バラ ンスのとれた結果になりました。
チャンネル権グラフ
 
<質問6>

「同居人あり」の方対象:テレビをみるのは週に何分程度ですか?

 
 ◆ 「一人で」は週『369.21分』、「同居人と」は週『430.00分』
        …テレビは“お茶の間で家族と”が今も定番!!
 
平均時間
単位(分)
全体
男性
女性
20代
30代
40代
50代以上
235人
189人
46人
34人
53人
95人
53人
一人で
369.21
344.15
472.17
386.47
357.68
392.71
327.54

同居人と

430.00
432.43
420.00
280.59
363.96
472.42
515.85
合計
799.21
776.58
892.17
667.06
721.64
865.13
843.40
 
  全体の平均視聴時間は、「一人で」が週『369.21分』(約53分/日)に対して、「同居人(家族)と」が週『430.00分』(約61分/日)でした。現代の家庭でもお茶の間で家族が集まってテレビを楽しむといった姿は変わっていないようです。
  年代別では、20代は「一人で」(386.47分)が「同居人と」(280.59分)を上回りましたが、他の世代では「同居人と」が「一人で」を上回っています。なかでも、50代以上では「同居人と」が「一人で」より約200分も多いことから、みんなでテレビを楽しむという傾向が強いようです。
   また、合計時間は20代が『667.06分』(約95分/日)と最も少なく、40代が『865.13分』(約124分/日)と最も多い結果になりました。
 
 
以上

<<-プレスリリースへ戻る