2004年度　新小学一年生・親子アンケート
三菱電機エンジニアリング株式会社（ＭＥＥ）社員アンケートの結果から

　もうすぐ新学期、４月５日（月）をピークに各地の小学校で入学式が執り行われ、ピカピカのランドセルを背負った、かわいい新・小学一年生たちが誕生します。
　そこで、三菱電機エンジニアリング株式会社（ＭＥＥ）では、この４月に小学校に入学する子供のいる社員と、その新小学一年生となる子供（有効回答数１１２組）を対象にアンケートを実施しました。以下は、その集計結果です。

＜調査結果＞

三菱電機エンジニアリング株式会社
総務人事部　総務グループ　　TEL 03-3288-1101

◆64.3％の家庭が、子供のしつけは「甘め」

　家庭での子供の“しつけ”について、『やや甘い』54.5％が過半数でトップとなりました。『甘い』9.8％と合わせて、「甘め」と自己評価する家庭が６割以上（64.3％）にものぼりました。一方、『厳しい』は僅か0.9％でした。
　かわいい盛りの我が子に対して、ついつい甘い態度で接してしまう、そんな新小学一年生の親たちの大らかな姿が垣間見られます。

＜質問２＞

入学後、子供の“成績”について、どの程度気になりますか。

◆約３人に２人（66.0％）の親が、子供の成績が「気になる」

　半数近く（44.6％）の親が、子供の成績が『やや気になる』としています。『とても気になる』21.4％と合わせ、約３人に２人（66.0％）の親が「気になる」と回答しています。
　やはり、小学一年生とはいえ、子供の成績は「気になる」ようで、親たちの子供に対する“期待”と“不安”が伺える結果となりました。

◆ 94.6％の親が、登下校時での犯罪や事故が「心配」

　過半数（58.9％）の親が『やや心配』としています。『すごく心配』も35.7％と多く、合わせて94.6％の親が「心配」と回答しています。交通事故や幼い子どもが犯罪に巻き込まれるケースが増加している社会情勢を反映する結果となりました。
　『心配ではない』は0％で、子どもの“ただいま”の声で安堵する親たちの“心情”が伝わってくるようです。

※『心配ではない』＝0.0％

　さらに、犯罪や事故への防止対策として、実践した（実践しようと思っている）ことをフリーアンサーで聞いてみましたので、いくつかをご紹介いたします。

◆ 防犯ブザーの携帯
◆ 集団登下校（自治会など）
◆ 近所の人に顔を覚えてもらう
◆ 親子で交通安全教室に通った
◆ 自分の判断で交差点を渡れるように練習している
◆ 出かける前に必ず「気をつけて」の一言を掛けるようにする
◆ 入学前に登校ルートを子供と一緒に歩いてみる
◆ 交通ルール、マナーの確認
◆ 動きやすいように軽量のランドセルを購入した

　全体的に、「防犯ブザーの携帯」や「集団登下校」などの対策が多くみられます。自己防衛や地域ぐるみでの対策など、子供たちを守る姿が浮き彫りにされています。

◆ 親が選ぶ「理想の先生」は、もうすぐ母親となる知性派女優の「松嶋菜々子」
子供は、夢をかなえてくれる「ドラえもん」先生がイイな!!

　理想の小学一年生の先生は、親では『松嶋菜々子（女優）』１０票が２年連続でトップとなりました。知的で明るく優しいキャラクターと、もうすぐ母親となられることが票を集めたようです。
２位には『武田鉄矢（タレント）』７票、３位には『水谷豊（俳優）』６票と、ドラマでの先生役の印象が強い２人が並びました。トップ３は、昨年度と変わらない顔ぶれです。
　一方、新小学一年生に聞いてみたところ、アニメ主人公の『ドラえもん』が１５票で圧倒的トップとなりました。何でも相談でき、親身になって問題を解決してくれる、そんな心強い姿を思い浮かべた結果なのでしょう。
次いで２位は、アニメ「ポケットモンスター」に登場する『サトシ』４票でした。新小学一年生が選んだ理想の先生の上位は全てアニメの登場人物で、明るく、元気なキャラクターが多く、子供たちは小学校生活を明るく楽しいものと考えているようです。