現在、未来「交通事情」アンケート
三菱電機エンジニアリング株式会社(MEE)社員に聞く
9月21日(金)から31日(日)まで、秋の全国交通安全運動が実施されています。
そこで、三菱電機エンジニアリング株式会社(MEE)では、クルマを運転する機会の多い弊社の社員(全国)を対象に、現在と未来の"交通事情"に関するアンケートを実施いたしました。以下は、その集計結果です。
弊社では、交差点での事故の前後を自動録画保存する『三菱交通事故自動検知用端末装置(略称:TAAMS)』を開発、今年4月から全国の主要交差点に設置され、事故後の処理対応の迅速化と交通安全化対策に貢献しています。
【 調
査 概 要 】
調査期間:2001年9月12日〜9月18日
調査方法:留置法による回収
調査対象:クルマを運転する機会の多い、当社(全国)の社員117名
内訳
|
男性
|
女性
|
|
〜20代
|
30代
|
40代〜
|
%
|
66.6
|
33.3
|
|
25.6
|
58.1
|
16.2
|
※運転歴:14.9年(平均)
|
<調査結果>
<質問1>
|
"イライラ"の原因は、「トロトロ走り」「渋滞」「ウインカーの無点滅」
|
|
 |
以下、30年後の交通事情予測 |
|
|
<質問2> |
技術が進歩しても、ハンドルは「なくならない」 |
76.9% |
<質問3> |
地球環境は・・!? ガソリン車は「なくならない」 |
76.9% |
<質問4> |
みんなの願い!! 交通事故が減少すると「思う」 |
61.5% |
<質問5> |
キャッシュレス!! 料金システムが変わると「思う」 |
94.0% |
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
三菱電機エンジニアリング(株) 総務人事部 総務グループ 田辺
TEL 03−3243−1781
<質問1>運転中に"イライラ"するのは、どんな時ですか。(複数回答)
順位
|
項 目
|
(%)
|
1
|
前のクルマが「トロトロ」走っているとき |
51.3
|
2
|
「交通渋滞」に巻き込まれたとき |
42.7
|
3
|
他車が「ウインカー」を出さずに曲がったとき |
41.0
|
4
|
クルマからの「ゴミのポイ捨て」を見たとき |
35.0
|
5
|
後続車に「あおられた」とき |
29.9
|
6
|
前のクルマが「右折時に」もたついたとき |
23.1
|
7
|
「合流地点」でなかなか入れてもらえないとき |
17.9
|
8
|
「クラクション」を鳴らされたとき |
17.1
|
9
|
譲ったのに「お礼の合図」を出さなかったとき |
11.1
|
10
|
車道を自転車が走っているとき |
10.3
|
◆イライラの原因は「トロトロ走り」「渋滞」「ウインカーの無点滅」
ドライブ中に"イライラ"する時は、『前のクルマが「トロトロ」走っているとき』が51.3%と過半数でトップとなりました。次いで『「交通渋滞」に巻き込まれたとき』42.7%、『他車が「ウインカー」を出さずに曲がったとき』41.0%と続いています。
1位、2位そして6位の『前のクルマが「右折時に」もたついたとき』23.1%など、ドライバーたちは、スムーズな走りが妨げられた時に"イライラ"を強く感じるようです。
4位には『クルマからの「ゴミのポイ捨て」を見たとき』35.0%がランクインしており、ドライバーのマナーも"イライラ"の原因となっています。
また、傷害事件まで発展することのある「クラクション」ですが、『「クラクション」を鳴らされたとき』は17.1%(8位)と意外に低い結果となっているのが特徴的です。「クラクション」については、もはや免疫が付いてしまっているのかも知れません。
 |
以下は、30年後の交通事情の予測です。 |
|
<質問2> |
30年後、自動制御装置などの開発により、"クルマにハンドルがなくなる"と思いますか。 |
◆たとえ技術が進歩しても、ハンドルは「なくならない」 76.9%
30年後、76.9%が「ハンドルがなくなる」とは『思わない』と予測しています。
やはり、運転を楽しむために"ハンドリング"は欠かせないものなのでしょう。30年後の技術開発ウンヌンというよりも、「ハンドルのないクルマなんて・・」といった、ドライバーとしての願望が強く反映された結果といえます。
<質問3> |
30年後、電気自動車の普及により、"ガソリン自動車がなくなる"と思いますか。 |

◆ 地球環境は・・!? ガソリン車は「なくならない」 76.9%
電気自動車の開発が目覚しいなか、それでも「ガソリン自動車がなくなる」とは『思わない』とする予測が76.9%にも上りました。30年後、電気自動車は普及しても、ガソリン自動車がなくなることはないという現実味の高い回答です。
地球の資源枯渇、排気ガスによる地球環境の悪化が懸念される結果ともいえます。
<質問4> |
30年後、衝突防止装置などの開発により、"交通事故が大幅に減少する"と思いますか。 |

◆みんなの願い!! 交通事故が減少すると「思う」 61.5%
30年後に、「交通事故が大幅に減少する」と『思う』との予測が61.5%と半数を超える"喜ばしい"結果となりました。
さらなる技術開発により、地球上から"交通事故"がなくなる日もそう遠くはないのかも知れません。
<質問5> |
車内に内蔵した「IC」により、"料金システムが変わる"と思いますか。 |

◆キャッシュレス!! 料金システムが変わると「思う」 94.0%
30年後に「料金システムが変わる」と『思う』との予測が、大多数の94.0%となりました。
今年3月、ノンストップ自動料金収受システム(ETC)のサービスが一部地域で開始されましたが、そういう背景を踏まえた結果なのでしょう。ドライブもキャッシュレス時代が主流となりそうです。
|