ここから本文



<広 報>

2010年11月15日

東京都千代田区九段北1−13−5
三菱電機エンジニアリング株式会社

ネットワークを介して映像・タッチの信号接続が可能
17型ネットワーク接続液晶タッチパネルモニター「NTM−701C」発売

  三菱電機エンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:近藤誠)は、タッチパネルモニターの新製品として、ネットワークを介して映像・タッチの信号接続ができる、卓上タイプの17型液晶タッチパネルモニター「NTM−701C」を2011年2月2日に発売します。タッチセンサには、アナログ抵抗膜方式 ※1 を採用しています。
  当製品は、金融・公共施設の受付情報端末などビジネス用途の他、生産ラインの管理システムや製造・検査装置の情報操作端末などの産業用途として幅広く使用いただけるタッチパネルモニターで、11月24日、25日に東京国際フォーラムで開催する弊社製品展示会に出展します。
 ※1:(「アナログ抵抗膜方式」とは)を参照
商品名 形名

発売日

価格 販売台数目標
17型ネットワーク接続
液晶タッチパネルモニター
NTM-701C 2011年2月2日 オープン 500セット/年間
17型ネットワーク接続液晶タッチパネルモニター「NTM−701C」
 
発売の狙い
  近年、タッチパネルモニターは、幅広い用途で使用されています。一方、パソコンによるシステム化が進む中で、マルチ画面表示や遠方からの映像表示出力・タッチ入力操作など、さまざまなシステム形態に対応できるタッチパネルモニターが市場から求められています。
  当社は今回、ネットワーク機能の搭載により、ネットワークを介して映像表示、タッチ入力、音声出力できるタッチパネルモニターの新製品を発売します。これにより、製品ラインアップの拡充、用途の拡大を図ることで、市場への対応強化を図ります。
本製品の特長
1. ネットワークを介して、映像信号・タッチ信号・音声信号をインタフェース
 
当社独自のネットワーク機能の搭載により、ネットワークを介して映像表示、タッチ入力、音声出力ができます。ホストパソコンを遠く離れた場所などにも設置できますので、作業効率の向上が図れます。
 
2. ネットワークケーブル1本で接続など、システム構築の省力化に貢献
 
従来、ホストパソコンとの接続には映像信号、タッチ信号、音声信号用の各ケーブルが必要でした。今回、ネットワーク機能の搭載により、UTPケーブル ※2 1本で接続できますので、遠方へのケーブル敷設の省力化に貢献します。
また、LAN HUB ※3 機能も実装(LAN×2ch)していますので、外置きのHUBを別途準備する必要がなく、ネットワークケーブルのカスケード接続も可能です。
 
※2: UTPケーブル=Unshielded Twisted Pairケーブル:構内LAN等で一般的に使用されるネットワークケーブル。
※3: LAN HUB:スター型ネットワークのケーブル集線装置
 
3. マルチモニタ機能で柔軟なシステム構築が可能
 
ホストパソコン1台に対して複数台(最大6台)を接続して画像を表示できます。また、同一のネットワークで複数台のホストパソコンと複数台の本機を任意に接続することができることから、柔軟なシステム構成も可能です。
 
報道機関からのお問い合わせ先
お問い合わせ先
三菱電機エンジニアリング株式会社
総務人事部 総務グループ
電話(03)3288-1101
 
その他の特長
 
1. 拡張USBインタフェースを標準装備
 
文字・数字入力の便宜を図るため、キーボードやマウス用としてUSBを2ch装備しています。また、タッチ入力を含めた入力デバイスにおいては、同時に複数のユーザーからアクセスされている場合での排他制御も可能です。
 
2. ステレオスピーカーを装備
 
キャビネット前面に各1W出力のスピーカーを2つ装備しています。これにより、受付情報端末の音声ガイダンスなどにも対応できます。
 
3. 長寿命設計により高い耐久性と信頼性を確保
 
製品寿命に大きく影響する液晶用バックライトとアルミ電解コンデンサーに余裕を持たせた設計を施したことにより、高い耐久性・信頼性を確保しています。
 
ネットワークによる映像・タッチ・音声の
インタフェースとは
 
映像信号は、ホストパソコンにインストールしたディスプレイドライバ(付属)により、ホスト側で圧縮、ネットワーク送信され、タッチモニター側で受信データを伸張して映像を表示します。
また、タッチ、音声、拡張USBの各信号は、同様に、ホストパソコンにインストールされたUSBリンクドライバ(付属)により、ホスト側とタッチモニター側の双方でネットワークデータとして受け渡しされます。 アプリケーションソフトからは、映像デバイスとUSBデバイスがOS標準デバイスとして認識されます。
 
システム構築例
 
(1)ネットワーク1本で複数のタッチモニターとそれに対応するPCとの接続例
 
ネットワーク1本で複数のタッチモニターとそれに対応するPCとの接続例 同一ネットワーク上で
PC(#1)とNTM-701C(#1)、
PC(#2)とNTM-701C(#2)、
PC(#3)とNTM-701C(#3)、
PC(#4)とNTM-701C(#4)を
接続可能
 
(2)PC1台と本機2台とのカスケード接続例
 
PC1台と本機2台とのカスケード接続例 PC(#1)とNTM-701C(#2)のLANケーブル接続は、LAN HUB機能によりNTM-701C(#1)を経由してカスケード接続
 
「アナログ抵抗膜方式」とは
 
透明導電膜を施した固定電極(ガラス、又はフィルム)と可動電極(フィルム、又はガラス)を対向して配置し、タッチ操作にて両者を接触させることで、タッチ位置を検出する方式。タッチする媒体を選ばないため、どんなものでタッチしても反応します。 アナログ抵抗膜方式
 
主な仕様
 
項  目 内  容
TFTカラー
液晶パネル
サイズ 17型(43.2cm)TFTカラー液晶パネル
表示画素数 1280ドット(H)×1024ドット(V)[1画素=R+G+B]
画素ピッチ 0.264mm
アスペクト比 5対4
画素配列 R,G,B縦ストライプ
視野角(標準) ±85°(左右)、±80°(上下):CR≧10
タッチセンサ
および
コントローラ
方式 アナログ抵抗膜方式
表面処理 ノングレア処理
分解能(最大) 1024(H)×1024(V)
出力 USB(Ethernet経由)
入力方式 指およびペン
通信プロトコル TCP/IP 他
ホストパソコン対応OS WindowsXP/Vista/7 ※4
表示色 最大1670万色
輝度 300cd/m2(標準)
コントラスト比 1000:1(標準)
表示サイズ 337.9mm(H)×270.3mm(V)
入力信号
コネクタ
Ethernet RJ45 8ピン×2ch(HUB機能)
拡張USB USB type-A×2ch(外部拡張入力デバイス用)
スピーカー 1W+1W(ステレオ)
使用環境条件 周囲温度 5〜35℃
湿度 10〜80%RH(結露なきこと)
供給電源 AC100-240V、50/60Hz
消費電力 40W(標準) ※5
適合規格 VCCI クラスB
質量 約9.5kg(スタンドなし:約5.4kg)
外形寸法 幅390mm×高さ410.5mm×奥行き250mm(スタンド含む)
※4: Windows™は米国Microsoft社の米国等における登録商標です。
※5: 拡張USBへの供給分を除きます。

 

資料請求先
 

資料請求先

三菱電機エンジニアリング株式会社 営業統括部東日本営業所
電話 03-3288-1763
住所 〒102-0073
東京都千代田区九段北1-13-5(ヒューリック九段ビル)
タッチパネルモニターホームページURL
https://www.mee.co.jp/sales/visual/touch-monitor/

 

 
<<-プレスリリースへ戻る