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<広報発表(アンケート)>

2006年4月4日

三菱電機エンジニアリング株式会社

2006年度 新小学一年生・親子アンケート
三菱電機エンジニアリング株式会社(MEE)社員アンケートの結果から


 もうすぐ新学期、4月5日(水)をピークに各地の小学校で入学式が執り行われ、ピカピカのランドセルを背負った、かわいい新・小学一年生たちが誕生します。
 そこで、三菱電機エンジニアリング株式会社(MEE)では、この4月に小学校に入学する子供のいる社員と、その新・小学一年生となる子供(有効回答数149組)を対象にアンケートを実施しました。以下は、その集計結果です。


[ 調 査 概 要]
調査期間 2006年3月1日〜15日
調査対象 当社内(全国)で今年度小学校入学の子供を持つ社員とその子供(新・小学一年生)
調査方法 留置法による回収(アンケート用紙直接記入)
有効回答数 親子149組
〔子供の内訳〕男子71名(47.7%)、女子78名(52.3%)
 
< 調 査 結 果 >
質問1   約7割(69.2%)の家庭が、子供のしつけは「甘め」
質問2   約4人に3人(75.8%)の親が、子供の成績が「気になる」
質問3   約9割(89.9%)の親が、登下校時での犯罪や事故が「心配」、
女子の親では『すごく心配』が4割以上(41.0%)
質問4   対策は『防犯ブザーの所持』『集団登下校』『通学路の安全確認』
質問5 約束事のトップは『知らない人について行かない』60.4%、
『知っている人にもついて行かない』『親以外は信じない』も
質問6   学校には『集団登下校』『警備員の常駐』『校門の施錠』の徹底を
質問7   小学一年生の「理想の先生」は、
親では、“体操のおにいさん”こと「佐藤弘道」
新小学一年生では、“孫悟空”役で大人気の「香取慎吾」
 
この件に関するお問合せは、下記までお願い致します。
お問い合わせ先
三菱電機エンジニアリング(株) 総務人事部 総務グループ
TEL:03-3288-1101
 

<質問1> ご家庭での子供の“しつけ”についての自己評価は?
 
約7割(69.2%)の家庭が、子供のしつけは「甘め」

 家庭での子供の“しつけ”について、『やや甘い』61.1%が過半数でトップとなりました。『甘い』8.1%と合わせて、約7割(69.2%)の家庭が「甘め」と自己評価しています。一方、『厳しい』は僅か2.0%で、昨年の7.2%から減少しています。
 かわいい盛りの我が子に対して、ついつい“しつけ”も「甘め」になってしまう、そんな新・小学一年生の親たちの優しい姿が想像されます。

 
<質問2> 入学後、子供の“成績”について、どの程度気になりますか。
 
約4人に3人(75.8%)の親が、子供の成績が「気になる」

 過半数(53.7%)の親が、子供の成績が『やや気になる』としています。『とても気になる』22.1%と合わせ、約4人に3人(75.8%)の親が「気になる」と回答しています。
 小学一年生といえども、やはり成績は「気になる」ようで、親たちの子供に対する“期待”と“不安”が垣間みられます。

 
<質問3> 登下校時での犯罪や事故について、どの程度ご心配ですか。
 
約9割(89.9%)の親が、登下校時での犯罪や事故が「心配」、
  女子の親では『すごく心配』が4割以上(41.0%)に

 過半数(52.3%)の親が『やや心配』としています。『すごく心配』も37.6%と多く、合わせて約9割(89.9%)の親が「心配」と回答しています。近年では交通事故だけではなく、登下校時に犯罪に巻き込まれるケースも多く、そんな世相を反映した結果となりました。
 特に、女子の親では『すごく心配』が41.0%と高い割合を占めており、男子の親と比較して「心配」の度合いが高くなっています。
 いずれも、子どもの“ただいま”の声で安堵する親たちの“胸のうち”が伝わってきます。


  
<質問4> 登下校時での犯罪や事故への防止対策として、実践した(または、実践しようと思っている)ことは何ですか。〔フリーアンサー〕
 
対策は『防犯ブザーの所持』、『集団登下校』、『通学路の安全確認』

 犯罪や事故への防止対策を項目別にまとめたところ、トップは『防犯ブザーの所持』33.6%でした。学校から支給され、常時携帯を義務付けるケースが多いようです。なかには、「防犯ブザーの使用練習も行なった」(女子の親)など、いざという時に使用する準備も万全のようです。
 2位は『集団登下校』14.1%で、昨年の3位からランクアップしました。5位の『送り迎え』とあわせて、「子供を一人にはしない」(男子の親)ことが重要と考えているようです。
 3位は『通学路の安全確認』12.8%でした。「子供と一緒に家から学校まで歩き、危険な場所やルートを確認した」(男子の親)など、子供の目線での下見を行っているようです。
 少数意見では、空手を習わせている」(女子の親)をはじめ、「様々なケースを想定した対処方法を質問形式で子供と対話している」(女子の親)「位置情報サービスへの加入」(男子の親)などの回答がありました。
 全体的に、『防犯ブザーの所持』などの自己防衛に加え、「地域の人と積極的に関わって子供の顔を覚えてもらい、顔を見かけたら声をかけてもらうようにお願いしている」(男子の親)や、「自転車に“パトロール中”の看板をつけて乗る」(女子の親)など、地域ぐるみで子供たちを守ろうという取り組みが伺えます。


項目
複数回答:
1
防犯ブザーの所持
33.6
2
集団登下校
14.1
3
通学路の安全確認
12.8
4
教育、言い聞かせ
10.7
5
送り迎え
8.7
6
通学路の巡回
6.0
7
携帯電話の所持
4.0
学童保育
9
地域パトロールへの参加
2.7

<昨年>
1位『防犯ブザーや笛などの所持』:37.6%
2位『通学路の安全確認』:18.4%
3位『集団登下校』:16.8%
4位『携帯電話(GPS)の所持』『地域パトロールへの参加』:2.4%


 
<質問5 防犯対策として、子供と交わした「約束事」は何ですか。〔フリーアンサー〕
 
◆ 約束事のトップは『知らない人について行かない』60.4%、
  ・・なかには『知っている人にもついて行かない』『親以外は信じない』も

 子供と交わした「約束事」について項目別にまとめたところ、『知らない人について行かない』が60.4%で圧倒的トップとなりました。「親が交通事故や病気だと知らない人に言われてもついて行かない」(女子の親)や、「(童話で)オオカミはヤギに化けているように、悪い人は優しい顔で近づいてくる」(女子の親)など、子供が理解できるように具体的に説明しているようです。
 2位は『一人にならない』16.8%でした。「下校時は絶対に一人で帰らないように約束している」(女子の親)など、一人になりやすい下校時は特に心配のようです。
 3位は『大声を出す』9.4%でした。実際に「連れていかれそうになったら大声で“助けて”と叫ぶ。練習済み」(男子の親)という家族もあるようです。
 少数意見では、知っている人でもついて行かない」(男子の親)「親以外は、教師も信じないこと」(男子の親)などの回答がありました。また、「家のことを話さない」(男子の親)など個人情報に関する約束事もありました。
 全体的に、“自分の身は自分で守る”ことを言い聞かせている傾向にあるようです。

 
約  束  事
複数回答:%
1
知らない人について行かない
60.4
2
一人にならない
16.8
3
大声を出す
9.4
4
知らない人とは会話をしない
7.4
5
知らない人の車には乗らない
6.0
寄り道はしない
7
行き先を言ってから出かける
4.0
8
危険な時は逃げる
3.6
9
知ってる人にもついて行かない
2.0
怪しい人・モノ・場所には近づかない
親以外は信じない
「いかのおすし」

「いかのおすし」
いか(行か)」ない、「(乗)」らない、「」おきな声で叫ぶ、「」ぐ逃げる、「(知)」らせる。警視庁生活安全部が考案した防犯標語。


 
<質問6> セキュリティー対策として、学校に徹底してもらいたいことは何ですか。〔複数回答〕
 
学校には『集団登下校』『警備員の常駐』『校門の施錠』の徹底を

 学校に徹底してもらいたいセキュリティー対策については、『集団登下校』が61.1%で圧倒的トップとなりました。やはり、外で“子供を一人にしない”ということが一番の安全対策と考えられているようで、昨年(56.0%)よりもポイントがアップしています。
 次いで、『警備員の常駐』38.3%、『校門の施錠』22.1%と続いています。不審人物を学校内に侵入させないという、未然防止も強く望まれているようです。
 また、「防犯カメラの設置」が20.8%と昨年の12.8%と比べアップしているのが特徴的です。

 
 
<質問7>
小学一年生の「理想の先生(担任)」を、有名人に例えると誰ですか。〔フリーアンサー〕 
※本文中、敬称略
 
親が選ぶ「理想の先生」は“体操のおにいさん”こと「佐藤弘道」、
 子供は、孫悟空役で大人気の「香取慎吾」

 理想の小学一年生の先生は、親では『佐藤弘道(タレント)』14票がトップとなりました。長年、子供番組の“体操のおにいさん”として親しまれてきたことが高く評価されたようです。
 次いで、親世代が子供の頃にテレビドラマの先生役として人気を集めた『水谷豊(俳優)』12票が2位に、3位には『所ジョージ(タレント)』10票と続きました。昨年トップの『仲間由紀恵(女優)』は6位にランクインしています。
 一方、新・小学一年生に聞いてみたところ、『香取慎吾(タレント)』12票がトップとなりました。テレビドラマ「西遊記」の孫悟空役が話題となるなど、健康的でユーモアにあふれたキャラクターが票を集めたようです。
 次いで、4年間トップを独占していたアニメ主人公の『ドラえもん』が11票で僅差2位となりました。何でも気軽に相談できて親身になって問題を解決してくれる、そんな姿が信頼を得ているようです。次いで、アニメで人気の『プリキュア』が8票で3位となりました。
 新・小学一年生が選んだ理想の先生は、明るく元気なキャラクターが上位を占めていることから、子供たちは小学校生活を明るく楽しいものと考えていることが伺えます。


<親が選んだTOP5>
 
<新小学一年生が選んだTOP5>
氏 名
票数
1
佐藤 弘道
14
9.4
2
水谷 豊
12
8.1
3
所 ジョージ
10
6.7
4
松嶋 菜々子
9
6.0
5
松岡 修造
8
5.4
仲間 由紀恵
7
4.7
 
氏 名
票数
1
香取 慎吾
12
8.1
2
ドラえもん
11
7.4
3
プリキュア
8
5.4
4
ラブandベリー
5
3.4
仮面ライダーカブト
かいけつゾロリ
4
2.7

 
<ご参考>
<親> 2002年度 @武田鉄矢 A北野 武 B松嶋菜々子など
  2003年度 @松嶋菜々子 A武田鉄矢 B水谷 豊
  2004年度 @松嶋菜々子 A武田鉄矢 B水谷 豊
2005年度 @仲間由紀恵 A松嶋菜々子 B武田鉄矢
<新一年生> 2002年度 @ドラえもん A香取慎吾 Bハム太郎
  2003年度 @ドラえもん A両津勘吉    Bテツ&トモなど
  2004年度 @ドラえもん Aサトシ(ポケモン) B両津勘吉など
2005年度 @ドラえもん Aプリキュア B仮面ライダー響鬼
 
以上

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