2002年3月14日
広 報
東京都千代田区大手町2-6-2
三菱電機エンジニアリング株式会社
フロン回収破壊法施行に向けて
新フロンガス回収装置発売
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三菱電機エンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区,社長:綿谷晴司)は,本年4月1日の「フロン回収破壊法」施行に合わせ,新型のフロンガス回収装置を3月20日から発売します。
新製品は,従来品に改良を加え,回収効率を高めるとともに,回収終了自動停止機能を搭載するなど操作性を向上させたもので,より安全かつ確実にフロンガスを回収できます。
希望小売価格は298,000円(税別)で,月間500台の販売を見込んでいます。
形名 |
用途
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希望小売価格
(税別)
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発売予定日
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月間販売台数
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FR-07A |
業務用冷凍空調機器
家庭用エアコン
カーエアコンなど |
298,000円 |
3月20日 |
500台 |
1.回収性能を向上し,効率的な回収作業が可能
現行モデルでも搭載しているオイルレスコンプレッサーと,ダブル冷却ファン・大形コンデンサーで回収性能を従来の120g/分から140g/分に向上しました。そのため,短時間で効率的な冷媒回収作業が可能です。また真夏など気温の高い場合や家庭用ルームエアコンに使用されR410A冷媒のように圧力の高い冷媒でも安心して回収作業を行うことができます。
2.「回収終了自動停止機能」を追加
一般的な冷媒回収作業では,回収が完了に近づくと冷凍空調機などの被回収体の圧力が低下してきます。FR-07A形回収機ではその圧力を検知して,新機能の「回収終了自動停止機能」により-0.044MPaで自動停止します。フロン回収破壊法に「回収に関する基準」として定められた所定の圧力を容易に確認することができます。
3.豊富なオプションを用意
フロートセンサ付きの専用回収ボンベに加え,回収装置と併用して使用するリミットスケールを用意しました。回収作業中のボンベ質量が所定の値になったら装置が自動停止し,過充填を防止します。その他にも回収の際に使用するゲージマニホールド等の豊富なオプションを用意しました。
報道機関からのお問い合わせ先
三菱電機エンジニアリング株式会社 総務人事部 総務グループ 田辺,三橋 電話03-3243-1781
01年6月に公布された「フロン回収破壊法」により,業務用冷凍空調業界へのフロンガスの回収が本年4月1日から義務付けられます。また,カーエアコンについても,02年10月から回収が義務付けられる予定です。
そこで,当社では従来から販売している現行モデルを改良すると共に,オプション類を充実して,発売することにいたしました。
項 目 |
仕 様 |
回収能力 |
ガス回収 |
140g/分 ※1 |
液回収 |
660g/分 ※2 |
プッシュプル回収 |
5,230g/分 ※2 |
回収対象冷媒 |
R12,22,500,502,134a,404A,407C,410A,507A |
電源 |
100V(50/60Hz) |
コンプレッサ |
オイルレス式 375W |
外形寸法(幅×奥行×高さ) |
363×318×380mm |
質量 |
16kg |
標準付属品 |
1/4チャージングホース2本,R410A用異径アダプタ |
過充填防止方式 |
・液面検知方式(専用回収ボンベ内蔵フロートセンサによる)
・質量検知方式(リミットスケール使用のこと) |
回収適用容器(ボンベ) |
容器保安規則適合容器:当社専用回収ボンベ |
※1 |
回収能力の数値は,R22の場合における,冷媒回収推進・技術センター規格 RRC7002-1999条件による表示能力です。 |
※2 |
回収能力の数値は,R22の場合における,メーカー条件による表示です。 回収の諸条件によって,数値が異なる場合があります。
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