２０００年６月１４日

東京都千代田区大手町2-6-2
三菱電機エンジニアリング株式会社

三菱電機(株)製シーケンサMELSEC-Qシリーズ対応 計測機器接続用GP-IBユニットを発売

三菱電機エンジニアリング株式会社（本社：東京都千代田区，社長：河村博敏）は，三菱電機株式会社製シーケンサMELSEC-Qシリーズと計測機器などを接続するGP-IBユニットを8月より発売します。

本製品は，各種計測機器等を最大15台（本ユニットを含む）まで接続することができます。

また，一度に通信可能なテキスト長は約60キロバイトと大容量を実現いたしました。

なお，本製品は6月21日から開催される｢テクノピア2000名古屋｣に参考出品いたします。

１．最大15台まで接続可能

相手機器は，最大15台（本ユニットを含む）まで接続することができ，GP-IB回線でのデータ交信が可能です。

２．大容量の通信を実現

一度に通信可能なテキスト長は，送信／受信あわせて約60キロバイトと大容量を実現しました。

３．Ｑバススロットインタイプ

三菱汎用シーケンサＭＥＬＳＥＣ−ＱシリーズのＩ／Ｏスロットに装着して使用することができます。

［シーケンサについて］

工場などの生産現場で機器を制御する汎用コントローラで、機器間の通信、制御を行ない、システム制御盤等にも使用されます。最近は、パソコンを始めとする各種装置との通信インターフェイスも増え、ネットワークとの接続も可能であるため、サプライチェーンマネージメントにおける生産管理システムの最下層コントローラとしても活用されています。

［GP-IBについて］

GP-IBは，General Purpose Interface Busの頭文字をとったもので，ＩＥＥＥ（米国電気電子技術者協会）で標準化したインターフェイスの規格です。当初は，米国のHewlett Packard社によって，HPIBの名前のインターフェイスバスとして開発され，その後，計測機器を接続するインターフェイスとして，多くの計測機器メーカーで採用されるようになり，今ではほとんどの計測機器メーカーの機器が接続できるようになってきました。
国内においても，充放電検査分野では，電源機器や計器を接続するインタフェースとして普及しています。

三菱電機エンジニアリング株式会社
総務人事部 総務ｸﾞﾙｰﾌﾟ 田辺，三橋 電話(03)3243-1781

試験装置，計測装置はIT分野の活況に伴い，電池メーカー等を中心にその需要が増加しつつあります。 そのため，三菱汎用シーケンサに対応可能なGP-IBユニットを新たに開発・販売することといたしました。

三菱電機エンジニアリング株式会社 産業システム事業部