プレスリリース

<広報>

2019年03月27日

病院向けのペルチェ方式「24リットル引出式電子冷蔵庫」(RP-24Bシリーズ)が
2018年度IAUD国際デザイン賞 プロダクトデザイン部門 金賞を受賞

 三菱電機エンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:永友 秀明)は、病院や介護施設等の病室に最適な引出式扉を採用したペルチェ方式※1「24リットル引出式電子冷蔵庫」(RP-24Bシリーズ)が、一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が主催する「2018年度IAUD国際デザイン賞 プロダクトデザイン部門 金賞」を受賞※2しましたのでお知らせします。

  • ※1:2種類の半導体(P型とN型)を電極でつなぎ、電流を流すと一方で吸熱が、もう一方で放熱が生じるペルチェ効果を利用した方式。
    静音性にも優れています
  • ※2:三菱電機株式会社デザイン研究所からの応募により、受賞企業名は三菱電機株式会社

ペルチェ方式「24リットル引出式電子冷蔵庫」(RP-24B)

「24リットル引出式電子冷蔵庫」の概要およびデザインコンセプトについて

 睡眠を妨げない静音性(14db)と静振性に優れたペルチェ方式を採用し、2017年10月から病院を中心に販売しています。
 三菱電機株式会社デザイン研究所により、従来機種からハンドル部の形状とカラー変更を行うなど、病院での使用に特化した扉デザインを一新しました。さらなる使い勝手の向上と空間調和などのデザインコンセプト(下記参照)を実現させたことにより市場でも高評価を受け、今回の受賞に繋がりました。

使い勝手
ハンドルを上下に貫通させたことで、上からでも下からでも容易に開閉できるように改善。
また、ハンドルの貫通部に紐などを装着することで、指先が不自由な方でも開閉可能
空間調和
刺激を抑え、長期の入院でも飽きがこない、空間と調和のとれたペールカラーを採用
清 掃 性
ハンドルの手掛け部は塵や埃が溜まりにくい構造で、衛生面や清潔性を向上
安 全 性
ハンドル部含めて前面がフラットな形状で、ぶつかりや引っ掛かりを防止

審査委員のコメント

審査委員より以下の評価を受け、受賞に至りました。
「同社の引出式電子冷蔵庫は、病床でケアを受ける入院患者に対して小型冷蔵庫へのアクセスと使用を可能にする、実用的で明確に区別されたソリューションとして評価しました。患者や臨床医、看護人との細部にわたる面談が、入院患者のための個人用冷蔵庫の機能設計と人間工学の両面に息吹を吹き込み、その審美性にも影響を与えました。その結果、患者と面会者、ケアスタッフの要件を満たす、非常に使いやすいデザインが誕生しました。」

IAUD国際デザイン賞とは

 一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)は、「ユニヴァーサルデザイン(UD)の更なる普及と実現を通して、社会の健全な発展に貢献し、人類全体の福祉向上に寄与すること」を基本理念として活動しています。
 その活動の一環として、民族、文化、習慣、国籍、性別、年齢、能力等の違いによって、生活に不便さを感じることなく、"一人でも多くの人が快適で暮らしやすい" UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行っている団体・個人を表彰する「IAUD国際デザイン賞」を実施しています。
IAUD国際デザイン賞ウェブサイト https://www.iaud.net/award/

製作担当事業所

三菱電機エンジニアリング株式会社 静岡事業所

販売および製品に関するお問い合わせ

本製品は、病院・介護施設など医療施設の病室用に限定した製品です。
製品およびご購入に関するお問い合わせ先は、下記の営業担当となります。
三菱電機エンジニアリング株式会社
東日本営業支社 電話03-3288-1754 〒102-0073 東京都千代田区九段北1-13-5 ヒューリック九段ビル

報道機関からのお問い合わせ先

三菱電機エンジニアリング株式会社
総務・法務部 総務グループ
電話(03)3288-1101