プレスリリース

広報
2014年3月4日

生産設備、試験検査装置のメカトロシステム事業を強化
兵庫県姫路市に「メカトロセンター」が竣工
  三菱電機エンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:近藤 誠)は、生産設備ならびに試験検査装置の開発・設計から組立・調整までを一貫して行うメカトロシステム事業の拠点として、兵庫県姫路市に「メカトロセンター」を建設しました。運営開始は4月1日の予定です。

「メカトロセンター」建設の背景

  当社は、三菱電機株式会社の各製作所に隣接した場所に拠点を持ち、メカトロシステム事業として、主に各製作所の製品に対応した生産設備ならびに試験検査装置を開発・設計、納入してまいりました。
  近年では、製品の高度化、複雑化、早期市場投入に伴う短納期化、生産の高効率化、品質向上など、生産設備や試験検査装置に対する市場からの要求が非常に高くなっています。
  当社は今回、メカトロセンターの建設により、従来の拠点毎の分散体制から、開発・設計する設備に応じて全国から柔軟に技術者を集結させ、プロジェクト対応が図れる体制を実現できるようになり、より高度な生産設備、試験検査装置を効率的に提供することが可能になります。開発・設計から組立、調整までを一貫して効率的に行え、さらに大型ライン設備の構築にも対応できます。

特 長

生産設備や試験検査装置に精通した技術者を集結、設計・開発から組立・調整まで一貫対応

  • 全国に分散している生産設備、試験検査装置を専門に開発・設計する技術者が、設備に必要な技術に応じて柔軟に集結することで、さまざまな事業分野の設備に対応
  • 技術者と施設を集約することで、自動化組立ラインから検査装置、出荷梱包設備などの ライン全般から、セル生産対応の個別組立・加工機、試験検査装置、耐久試験装置など幅広く対応

全長約50mのライン設備の組立が可能

  • 組立棟では、全長約50mのライン設備の組立、調整が可能

高電圧、高電流を必要とする試験検査装置にも対応可能

  • 調整の際に高電圧、高電流の印加が必要な試験検査装置の組立にも対応が可能

今後の展開

  生産設備・試験検査装置事業(メカトロシステム事業)の拠点として事業展開を図り、当社主幹事業のひとつと位置づけ、 三菱電機グループ外のお客様にも広く対応していくことで、メカトロシステム事業の売上を70億円(12年度実績)規模から17年度には100億円規模に拡大していく計画です。

「メカトロセンター」の主な仕様

所在地兵庫県姫路市千代田町727-1
業務開始予定2014年4月1日
建物の概要敷地面積約2,700m2
建屋面積組立棟 平屋建 約1,000m2
技術棟 4階建 合計約2,400m2
対応可能製品生産設備自動組立ライン
搬送・梱包ライン
セル生産対応組立・加工設備
超音波接合装置
試験検査装置インライン試験装置
出荷試験装置
電子機器性能試験装置
製品耐久試験装置
画像検査装置
生産設備・試験検査装置
投資金額約5億円
人 員約140人(業務開始時)
環境対策LED照明全館適用

お客様からのお問い合わせ先

三菱電機エンジニアリング株式会社
姫路事業所 メカトロシステムセンター
〒670-0993 兵庫県姫路市千代田町888番地
TEL:(079)297-9015

報道機関からのお問い合わせ先

三菱電機エンジニアリング株式会社
総務・法務部 総務グループ
TEL:(03)3288-1101