筋力測定とトレーニングの総合システム

三菱電機運動療法システム ストレングスエルゴ

三菱電機運動療法システム ストレングスエルゴ

運動負荷試験について

ストレングスエルゴ240は運動負荷試験の負荷装置として用いることができます。

通常は、エルゴメータの負荷制御機能を持つ心電計や呼気ガス分析器と接続し、運動負荷試験をおこないます。しかしそのような心電計や呼気ガス分析器がない場合、ストレングスエルゴ240単体でも、それらの試験プロトコルに近い形で負荷制御をおこない、負荷装置として使用することができます。そのために運動負荷試験用の登録ユーザ、運動プログラムを用意しています。
なお、心電計や呼気ガス分析器との接続はオプション機能です。

運動負荷試験は、処方する運動強度の範囲において患者さんに異常が現れないか確認したり、運動負荷試験時の患者さんの反応を運動処方に活かすことを目的として実施されます。
代表的な負荷プロトコルとして、多段階負荷とランプ負荷があります。多段階負荷では標準的に1段階2~3分間の3~4段階負荷が採用されています。ランプ負荷では20[W]で2~3分ウォーミングアップの後、連続的に負荷を上げていきます。
運動負荷試験中は常に患者さんの状態を把握し,異常が認められたら速やかに運動を中止させてください。

運動負荷試験のグラフ[ストレングスエルゴ240の画面例]