さまざまなシーンで新しい[音環境]をつくりだします

指向性音響システム

指向性音響システム

納入事例

日本科学未来館様

ポイント

「音が真っ直ぐに進むので、隣同士の音声ガイドが混ざらずに聞き取れました。また、壁やガラスに覆われているブースでも、周囲に音が広がらず、他のブースへの迷惑になりませんでした。」

2001年7月に開館した「日本科学未来館」様は、最先端の科学技術に関する情報の発信と人の交流のための拠点として、運営されています。同館の展示内容は、参加体験型の展示をはじめ、科学の面白さにじかに触れることのできるイベントやセミナー、コンテンツ制作など、館の内外でさまざまな活動をダイナミックに展開し、あらゆる方法で来館者に伝えています。2004年3月に、「地球環境とフロンティア」-「探査への挑戦」エリアがリニューアルし、「日本の月・惑星探査計画」のブースに、解説の音声を提供する装置として、超指向性音響システムここだけ」を導入しています。

「日本の月・惑星探査計画」のブースは、研究テーマごとにエリアを4分割にし、それぞれ異なる研究者が探査計画について解説しています。このブースは、壁やガラスに覆われているため、通常のスピーカでは音が反響して、それぞれの音声が混ざり合ってしまい、聞きたい音声が聞こえにくくなってしまいます。超指向性音響システム「ここだけ」で解説音声を流すと、隣同士の音声が混ざり合うことなく、それぞれのメッセージを明瞭に聞くことができますので、落ち着いて展示を見ることができます。また、音が反響しないことから、他の展示ブースの音声案内に影響を与えず、館内を静かに保ちます。

放射器設置図

  • 放射器設置図の画像1

  • 放射器設置図の画像2

使用機器一覧

放射器/変調器 MSP-20M
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