プレスリリース

<広報>

2021年11月08日

三次元レーザスキャナ一体型カメラ「フィールドビューア®」の意匠が
令和3年度東北地方発明表彰「発明協会会長賞」を受賞

 三菱電機エンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:永友 秀明)は、河川や道路等の屋外の監視用途で幅広く採用されている三次元レーザスキャナ一体型カメラ「フィールドビューア」の意匠が、公益社団法人 発明協会が主催する令和3年度東北地方発明表彰で「発明協会会長賞」を受賞しましたのでお知らせします。

三次元レーザスキャナ一体型カメラ「フィールドビューア」の意匠コンセプト

 道路や河川等に設置する屋外監視カメラに3Dレーザスキャナ機能を搭載し、映像情報と3D情報を融合して昼夜問わず離れた場所から現場状況を迅速かつ正確に情報提供できる三次元レーザスキャナ一体型カメラです。2015年10月の発売開始以来、地域住民の安心・安全に貢献しています。
 今回評価された意匠は、周囲の自然環境との調和をコンセプトに、コンパクトなキューブ型のデザインを施しています。

受賞した三次元レーザスキャナ一体型カメラ「フィールドビューア」

意匠のポイント

  1. 1.構成部品の小型軽量化を図り、直線基調でありつつ可動時の凹凸感を軽減
  2. 2.シンプルかつ一見して精緻な機能美が感じられる形状として、コンパクトなキューブ型を採用
  3. 3.従来の景観への配慮が乏しく大きく無骨な形状から、周囲の自然環境や橋・道路などの人工物に調和したデザインに刷新

製作担当事業所

三菱電機エンジニアリング株式会社 メディアシステム事業所

東北地方との関わりについて

 メディアシステム事業所 郡山支所(福島県郡山市栄町2-25)は、1980年に郡山支所として開設されました。その自主事業として製造・販売している屋外三次元レーザスキャナ一体型カメラ「フィールドビューア」は、2015年10月の発売開始以来、全国の地方自治体向けに販売しています。

地方発明表彰とは

 公益社団法人 発明協会の発明奨励等の公益事業であり、実施されている優れた発明、考案または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するもので、明治37年に設立された発明協会の事業の柱でもある表彰事業です。地方発明表彰は大正10年より開始した事業で、全国を8つのブロックに分け、それぞれの地方から生まれた優れた発明等を表彰しています。
 公益社団法人 発明協会ウェブサイト:http://koueki.jiii.or.jp/index.html

商標関連

フィールドビューアは、三菱電機エンジニアリング株式会社の登録商標です。

報道機関からのお問い合わせ先

三菱電機エンジニアリング株式会社
総務・法務部 総務グループ
電話(03)3288-1101