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<広報発表(アンケート)>

2012年7月5日

三菱電機エンジニアリング株式会社

「年を取ったと感じるとき」アンケート
年を重ねていくためには 『健康』と『趣味』が必要
年の取り方をお手本にしたい有名人は 『所ジョージ』


  運動をしたとき、鏡を見たとき、若手社員と話しているとき・・・自分はまだまだ若いと思っていたけれど、職場や日常生活のふとしたことで年齢を実感する瞬間があります。
  そこで、三菱電機エンジニアリング株式会社では、当社社員を対象に「年を取ったと感じるとき」についてアンケートを行いました。


[ 調 査 概 要 ]
 
調査期間

2012年4月23日〜5月11日

調査対象

当社社員(全国)

調査方法

社内イントラネットによる

有効回答数

354名

 
男性
女性
 
20代
30代
40代
50代〜
303
51
 
37
53
149
115
85.6
14.4
 
10.5
15.0
42.1
32.5
 
 
< 調 査 結 果 >
 
質問1   あなたは年を取ったと感じるときはありますか?
よくある 41.0%
ときどきある 47.5%
88%以上が年を取ったと感じるときが「ある」
 
質問2   年を取ったと感じるときはどんなときですか?

20代〜30代・・・体力の変化
40代・・・白髪やしわなどの見た目の変化
50代以上・・・記憶力や視力の変化        
を多く挙げる傾向

 
質問3   「年を取った」と感じたとき、比較するのは何年前の自分ですか?
全体平均 12.1年前
     
質問4   あなたの理想的な年の取り方を教えて下さい。
「年相応になっていく」44.9%
「成熟していく」41.2%
「若くなっていく」13.8%
意外と少ない“アンチエイジング”派。女性は半数が成熟派
     
質問5   あなたは理想的な年の取り方をしていますか?
している 42.1%
していない 57.9%
過半数が年の取り方に“不満”
     
質問6   素敵に年を重ねていくためには何が必要だと思いますか?
「健康」73.4% 「趣味」48.9% 「家族」26.6%
     
質問7   年の取り方をお手本にしたい有名人を教えてください
1位「所ジョージ」、2位「加山雄三」、3位「高田純次」
女性では1位「松田聖子」、「江角マキコ」
 
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
お問い合わせ先
三菱電機エンジニアリング(株) 総務人事部 総務グループ
TEL:03-3288-1101
 


<質問1>

あなたは年を取ったと感じるときはありますか? (単一回答)
→ 88%以上が年を取ったと感じるときが「ある」

 
  年を取ったと感じるときがある(よくある41.0%、ときどきある47.5%)と答えた人は88%以上となりました。

一方で年を取ったと感じるときはない(あまりない7.6%、全くない4.0%)と答えた人は、およそ12%にとどまりました。


<質問2> 年を取ったと感じるときはどんなときですか? (自由回答)
 
  どんなときに年を取ったと感じるのでしょうか。
 
◆体力編
  「筋肉痛が2日目以降にきたとき」(30代・男性)、「怪我や病気の治りが遅いとき」(40代・女性)、「立ったまま靴下が取れなかったとき」(50代・男性)など、体力の面で実感すると答えた人が多くいました。さらに、「『よっこらしょ』といつも声が出るようになった」(50代・男性)と、掛け声が無意識に出てしまう瞬間を答えた人もいました。
 
◆容姿編
  「鏡を見たとき」(50代・女性)、「証明用写真に写っている顔を見たとき」(50代・男性)と、改めて自分の顔を見る機会や、「白髪が増えた」(30代・男性)、「肌のしわ」(50代・女性)など、容姿の変化を挙げる人もいました。
 
◆健康編
  変化は見た目だけではありません。「近くのものが見えにくいとき」(40代・男性)、「老眼鏡を買ったとき」(50代・男性)や、「会話の中で人の名前が出てこないとき」(40代・女性)、「アレ、アノ人など代名詞を使ってしまったとき」(60代・男性)など、視力や記憶力の衰えを感じたときを挙げています。
 
◆嗜好編
  「お酒がおいしいと感じるとき」(20代・男性)、「脂っこいものを食べたいのに、体が受け付けないとき」(30代・女性)や、「演歌が心地よく感じるとき」(30代・男性)といった、味覚や感性の変化も、年を取ったと感じる理由のようです。
 
◆その他
  その他、「誕生日」(30代・男性)、「新入社員の生まれた年が自分の入社年より後だったと知ったとき」(40代・男性)など、自分の年齢に直面する場面で感じる、というストレートな答えもありました。
 
  20代〜30代では運動時や疲労回復などの体力の変化、40代では白髪やしわなどの見た目の変化、50代以上では記憶力や視力の変化を多く挙げる傾向にあるようです。
 
◆年を取ったと感じない秘訣
  一方で、質問1で、年をとったと感じるときは「ない(あまりない、全くない)」と答えた人に、その秘訣や対策を聞いてみました。
  「適度な運動」(20代・男性)、「一日1万歩以上歩く」(40代・男性)と言った体力を維持するための心がけや、「腹八分の食事」(30代・男性)、「野菜中心の食事」(40代・男性)など、食生活に気をつけるという声がありました。
  また、「少年のような好奇心を保つ」(50代・男性)、「知らないものに興味を持つ」(50代・男性)と言ったように、年を重ねても常に好奇心旺盛であることも秘訣のようです。ただし、「自分の年齢をあまり深く考えない」(30代・女性)や、「年をとっていると感じない心がけ」(40代・男性)と、年を取ることに関して考えない事も大切なようです。
 
 
<質問3>

「年を取った」と感じたとき、比較するのは何年前の自分ですか?
→ 全体平均  12.1年前

 
全体
男性
女性
 
20代
30代
40代
50代〜
平均
(年前)
12.10
12.36
10.59
 
7.41
9.36
12.53
14.33
 
  「年を取った」と感じるとき、全体平均では12.1年前の自分と比較しているようです。年代が上がるにつれ比較する年齢の幅が広がっていきます。
 
<質問4>

あなたの理想的な年の取り方を教えて下さい。(単一回答)
→ 「年相応になっていく」44.9% 「成熟していく」41.2%
     「若くなっていく」13.8%
     意外と少ない“アンチエイジング”派。女性は半数が成熟派

 
 
 
 
  理想的な年の取り方を聞いたところ、全体では『年相応になっていく』が44.9%でした。次いで『年を取るごとに成熟していく』が41.2%でした。『年を取るごとに若くなっていく』は13.8%でした。意外にも、若くなろうとする”アンチエイジング”派は少なく、年相応以上になっていくことが理想のようです。

   男女別に見てみると、男性では、47.2%が「年相応になっていく」と答えているのに対し、女性では51%が「成熟していく」と答えています。余裕のある落ち着いた女性が理想像ということでしょうか。

   年齢別では、20代の6割近く(59.5%)が「年相応になっていく」ことが理想と答えています。30代・40代になると、その割合は減っていき、「成熟していく」(30代・45.3%、40代43.0%)の割合が増えています。30代・40代では、物事に対する余裕や、更なる経験の積み重ねが重要となっていく年代ということでしょうか。一方、50代以上になると、再び「年相応になっていく」の割合が増えています。ある程度年を重ねると、若くなっていくことや成熟していくことよりも、その年齢らしさを保ちながら年を取ることを理想として考えるようです。
 
<質問5>

あなたは理想的な年の取り方をしていますか?(単一回答)
→ している 42.1% していない 57.9%
     過半数が年の取り方に“不満”

 
 
 
 
  理想的な年の取り方を「している」(全体4.0%)、「まあまあしている」(全体38.1%)人を合わせると42.1%の人が理想的な年の取り方をしていると答えています。一方で、理想的な年の取り方を「していない」(全体11.6%)、「あまりしていない」(全体46.3%)を合わせると、理想的な年の取り方をしてないと考える人は57.9%でした。半数以上の人が年の取り方に不満のようです。

  それぞれ、理想の年の取り方についての考え方は違います。そこで、質問4の「理想的な年の取り方」別に、理由を紹介します。
 
◆年を取るごとに若くなっていく
 <理想的な年の取り方をしている>
 ・同世代の人よりは、体力があるほうだと思う(40代・男性)
 ・子供の心は持ったまま(50代・女性)
 <理想的な年の取り方をしていない>
 ・健康診断でウエストがあと1cm太くなったら、メタボだと言われたため(20代・男性)
 ・「もっとお洒落しなさい!」と言われてしまう程お洒落に力を入れていない(30代・女性)
 
◆年相応になっていく
 <理想的な年の取り方をしている>
 ・ある程度、自分の理想どおりの人生を歩んできたと思うから(20代・男性)
 ・若い頃から老けて見られていたが、最近は実年齢に見た目が追いついてきた(40代・男性)
 <理想的な年の取り方をしていない>
 ・未だに大学生と勘違いされる(20代・男性)
 ・年齢以上に老けて見られることがある(30代・男性)
 
◆年を取るごとに成熟していく
 <理想的な年の取り方をしている>
 ・色々な面で少しずつ進歩(進化)していると思う(40代・男性)
 ・物事にこだわらず、受け止められるようになった気がする(40代・女性)
 <理想的な年の取り方をしていない>
 ・若い頃、今の自分と同じ年齢の先輩はもっと大人な感じがしていました(30代・女性)
 ・自分のやりたいことが達成出来ていない(50代・男性)
 
<質問6>

素敵に年を重ねていくためには何が必要だと思いますか?(複数回答)
→ 健康 73.4% 趣味 48.9% 家族 26.6%
     理想的な年の取り方をしていないと考える人ほど「健康」が重要

 
<全体>
項目
1
健康
260
73.4
2
趣味
173
48.9
3
家族
94
26.6
4
お金
51
14.4
5
恋愛
30
8.5
  <男性>
項目
1
健康
222
73.3
2
趣味
158
52.1
3
家族
74
24.4
4
お金
42
13.9
5
恋愛
26
8.6

  <女性>
項目
1
健康
38
74.5
2
家族
20
39.2
3
趣味
15
29.4
4
お金
9
17.6
5
恋愛
4
7.8

 
 
<20代>
<30代>
<40代>
<50代以上>
項目
項目
項目
項目
1
健康
24
64.9
健康
33
62.3
健康
108
72.5
健康
95
82.6
2
趣味
19
51.4
趣味
30
56.6
趣味
75
50.3
趣味
49
42.6
3
恋愛
8
21.6
家族
16
30.2
家族
34
22.8
家族
42
36.5
4
友人
6
16.2
お金
9
17.0
お金
21
14.1
お金
16
13.9
5
お金
5
13.5
仕事
5
9.4
恋愛
13
8.7
友人
8
7.0
 
<質問5>
理想的な年の取り方をしている
  <質問5>
理想的な年の取り方をしていない
項目
1
健康
99
66.4
2
趣味
82
55.0
3
家族
40
26.8
4
お金
16
10.7
5
友人
14
9.4

項目
1
健康
161
78.5
2
趣味
91
44.4
3
家族
54
26.3
4
お金
35
17.1
5
恋愛
20
9.8

   
  全体では『健康』(73.4%)がトップとなりました。年齢を重ねていくためには健康は切っても切れない関係です。男女年代別でも「健康」がトップで、50代では8割以上が挙げています。

  全体2位は『趣味』(48.9%)で、約半数の人が回答しています。年を重ねていく上で、日々の生活に潤いを与えるための趣味も重要な要素のようです。各年代でも2位にランクインしています。

   3位は『家族』(26.6%)でした。女性では2位(39.2%)にランクインし、年代別でも30代以上では、それぞれ3位にランクインしています。

   質問5で「理想的な年の取り方をしていない(あまりしていない、していない)」人と、「理想的な年のとり方をしている(まあまあしている、している)」人とでは、1位は同じく『健康』と答えていますが、12.1ポイントの差がありました。理想的な年のとり方をしていない人ほど、健康が大切だと考えているようです。何事も”健康第一”ということですね。
 
<質問7>

年の取り方をお手本にしたい有名人を教えてください。
→ 1位『所ジョージ』 2位『加山雄三』 3位『高田純次』        
    女性では1位『松田聖子』、『江角マキコ』

 

※本文中、敬称略

 
<全体>
人名
1
所ジョージ
(タレント)
23
6.5
2
加山雄三
(歌手・俳優)
17
4.8
3
高田純次
(タレント)
14
4.0
4
郷ひろみ
(歌手)
9
2.5
5
加藤茶
(タレント)
8
2.3
  <男性>
人名
1
所ジョージ
21
6.9
2
加山雄三
17
5.6
3
高田純次
14
4.6

  <女性>
人名
1
松田聖子
5
9.8
江角マキコ
5
9.8
2
吉永小百合
3
5.9


 

 
<20代>   <30代>
人名
1
高田純次
3
8.1
三浦友和
2
明石家さんま
2
5.4
所ジョージ

人名
1
江角マキコ
5
9.4
2
所ジョージ
4
7.5
福山雅治
   
<40代>   <50代以上>
人名
1
所ジョージ
13
8.7
2 郷ひろみ
6
4.0
3
高田純次
5
3.4
人名
1
加山雄三
12
10.4
2 高田純次
5
3.4
3
所ジョージ
4
3.5
松田聖子
吉永小百合
   
 
  『所ジョージ』が23票でトップとなりました。「いつまでも遊び心を忘れないから」(20代・男性)、「仕事も充実し、OFFの趣味を楽しんでいる」(40代・男性)など、仕事だけでなく、自動車やゴルフ、畑作業まで多彩な趣味をいつまでも健康的に楽しむ姿に票が集まりました。また、男性票や40代票でも1位を獲得しており、質問6の「健康」と「趣味」を兼ね備えた「憧れのおじさん像」が浮き彫りになりました。

  2位は『加山雄三』(17票)でした。「いつまでも若く見える」(50代・男性)、「人生を楽しんでいる感じがする」(40代・男性)と、今年で74歳になるにも関わらず、いつまでも若々しい「永遠の若大将」(50代・男性)が、貫禄の2位にランクインしました。こちらは、50代以上から圧倒的な支持を得ています。

  3位は『高田純次』(14票)でした。「いい加減さがたまりません」(50代・男性)、「自分の生きたいように生きているように見えるから」(40代・男性)など、「平成の無責任男」がランクインしました。20代では1位になるなど、幅広い世代の票が集まりました。

  また4位と5位には、先日の「歳の差婚」で話題となった『郷ひろみ』(4位・9票)と『加藤茶』(5位・8票)の2名がランクインしました。

  女性票では、『松田聖子』『江角マキコ』(ともに5票)が同率1位になりました。
  先日、結婚を発表した80年代を代表するアイドル『松田聖子』には、「いつまでも若くみえる」(50代・女性)など、永遠のアイドルとして、今なお輝き続ける姿に憧れる声がありました。
  「仕事と育児も両立できて、イキイキしている」(30代・女性)と、ドラマやバラエティで活躍する一方で、私生活では2児の母である『江角マキコ』には、30代女性の票が多く集まりました。

  いつまでも若々しく、年齢を感じさせない人が多くランクインする結果となりました。
 
以上

 


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