ここから本文


<<-前の画面に戻る

<広報発表(アンケート)>

2011年8月23日

三菱電機エンジニアリング株式会社

子ども時代の思い出の歌″アンケート
音楽の授業での思い出の歌は『翼をください』
もう一度演奏したい楽器は『リコーダー』


  小さい頃に歌った歌や、音楽の授業で習った歌はいつまでも思い出と共に心に残るものです。今だからこそ、そんな「歌」に勇気付けられることも少なくありません。
  そこで、三菱電機エンジニアリング株式会社は、当社社員を対象に「子ども時代の“思い出の歌”」に関するアンケートを行いました。


[ 調 査 概 要 ]
調査期間

2011年5月24日〜6月24日

調査対象

当社社員(全国)

調査方法

アンケート用紙配布による直接記入

有効回答数

282名

 
男性
女性
 
20代
30代
40代
50代〜
 
東日本
西日本
221
61
 
76
70
91
45
 
78
204
78.4
21.6
 
27.0
24.8
32.3
16.0
 
27.7
72.3
※子ども時代に主に過ごした地域
 
 
< 調 査 結 果 >
質問1   小学生時代「音楽の授業」で習った“思い出の歌”は?
1位『翼をください』 2位『ドナドナ』 3位『グリーングリーン』
 
質問2   小学生時代「音楽の授業」で習った楽器で、もう一度演奏してみたい楽器は何ですか?
1位『リコーダー』 2位『ハーモニカ』 3位『木琴』
年代別では、年代が高くなるにつれ『ハーモニカ』が人気に
 
質問3   母校の校歌を今でも歌えますか?
歌える”は『小学校』59.9% 『中学校』38.7% 『高校』35.1%
     
質問4   今でも口ずさむ、子ども(小・中学生頃)時代の“思い出の歌”は何ですか?
楽しい時は…『ヤングマン』、『夏色』、『YAH YAH YAH』
悲しい時・元気がほしい時は…『上を向いて歩こう』、『負けないで』
     
 
この件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
お問い合わせ先
三菱電機エンジニアリング(株) 総務人事部 総務グループ
TEL:03-3288-1101
 


<質問1>

小学生時代「音楽の授業」で習った“思い出の歌”は何ですか
(複数回答)

 

1位『翼をください』 2位『ドナドナ』 3位『グリーングリーン』
 
<全体>
曲名
1
翼をください
15.2
2
ドナドナ
9.2
3
グリーン
グリーン
7.8
4
ふるさと
6.0
5
かえるの合唱
3.9
蛍の光
7
仰げば尊し
3.5
8
エーデルワイス
3.2
 
<男性>
曲名
1
翼をください
14.5
2
ドナドナ
9.0
3
ふるさと
6.3
4
グリーン
グリーン
5.9
5
蛍の光
4.5
 
<女性>
曲名
1
翼をください
18.0
2
グリーン
グリーン
14.8
3
ドナドナ
9.8
4
かえるの合唱
6.6
君をのせて
6
仰げば尊し
4.9
気球に乗って
どこまでも
ふるさと
 
 
<20代>
<30代>
<40代>
<50代以上>
曲名
曲名
曲名
曲名
1
翼をください
23.7
翼をください
18.6
翼をください
13.2
8.9
2
グリーン
グリーン
9.2
ドナドナ
17.1
ドナドナ
12.1
春の小川
3
旅立ちの日に
7.9
グリーン
グリーン
11.4
グリーン
グリーン
7.7
ふるさと
4
君をのせて
6.6
ふるさと
7.1
蛍の光
5.5
赤とんぼ
6.7
5
かえるの合唱
5.3
エーデルワイス
5.7
校歌
4.4
仰げば尊し
4.4
ふるさと 気球に乗って
どこまでも
荒城の月 かえるの合唱
魔王   コンドルは
飛んでいく
里の秋
  ふるさと ピクニック
 
  『翼をください』(15.2%)がトップとなりました。「合唱コンクールで歌った」(20代・男性ほか)といった声が多く寄せられました。フォークグループ・赤い鳥の歌で、70年代後半から教科書に採用されたことで、男女、そして20代〜40代の1位にもなっています。
   2位は『ドナドナ』(9.2%)でした。「あまりにも切ない歌だから」(30代・男性)や「悲しいメロディが忘れられない」(40代・女性)など悲しい歌詞やメロディが強く印象に残っているようです。
   3位は『グリーングリーン』(7.8%)でした。明るい曲調とは対照的な「父の死」を思わせる歌のため、「曲調は楽しげなのに、ほんとうは悲しい歌というところが奥深い」(40代・女性)などの声がありました。
   4位は『ふるさと』(6.0%)でした。50代以上では1位となっており、「やっぱり故郷が一番の心のよりどころ」(50代以上・男性)など故郷を思い出す一曲のようです。
   また、20代の3位には、他の年代には見られない『旅立ちの日に』(20代7.9%)がランクインしています。「卒業式で歌ったから」(20代・男性)とあるように、91年に埼玉県の中学校の教員によって作られた曲で、今では卒業式の定番曲となっています。全体でも、『蛍の光』(3.9%)、『仰げば尊し』(3.5%)など卒業式で歌われる曲が多くランクインしています。学校行事の一大イベントである「卒業式の思い出」と「思い出の歌」を結びつける人が多いようです。
 


<質問2> 小学校の「音楽の授業」で習った楽器で、もう一度演奏してみたい
楽器は何ですか?(複数回答)
 
1位『リコーダー』 2位『ハーモニカ』 3位『木琴』
年代別では、年代が高くなるにつれ『ハーモニカ』が人気に
 
<全体>
楽器
1
リコーダー
49.6
2
ハーモニカ
36.9
3
木琴
31.2
鍵盤ハーモニカ
14.9
鉄琴
11.7
6
ピアノ
11.3
アコーディオン
9.6
8
小太鼓
7.8
9
トライアングル
7.4
10
カスタネット
7.1
 
<男性>
楽器
1
リコーダー
50.7
2
ハーモニカ
39.8
3
木琴
25.8
4
鍵盤ハーモニカ
14.9
5
ピアノ
11.8
 
<女性>
楽器
1
木琴
50.8
2
リコーダー 45.9
3
ハーモニカ
26.2
4
鉄琴
18.0
5
アコーディオン 16.4
 
 1位は『リコーダー』(49.6%)でした。現在でも多くの小学校で習われている楽器ですが、大人になると演奏する機会が減る楽器でもあります。音楽の授業でしか見かけない楽器ということも、票を集めた理由かもしれません。
   2位は『ハーモニカ』(36.9%)でした。音が出る穴の位置や息の吸い方・吹き方を覚えるのが難しい楽器でした。大人になってからも吹きこなせるとかっこいい楽器ですね。
   3位は『木琴』(31.2%)でした。机の上に置いて演奏する卓上木琴や、マリンバやシロフォンの総称です。女性ではリコーダーをおさえ、『木琴』が1位でした。やさしく柔らかい木の音色をもう一度演奏してみたいようです。
 
 
<20代>
<30代>
<40代>
<50代以上>
楽器
楽器
楽器
楽器
1
リコーダー
63.2
リコーダー
52.9
ハーモニカ
45.1
ハーモニカ
66.7
2
木琴
31.6
木琴
40.0
リコーダー
44.0
リコーダー
33.3
3
鍵盤ハーモニカ
22.4
ハーモニカ
27.1
木琴
26.4
木琴
26.7
4
ピアノ
19.7
鍵盤ハーモニカ
20.0
鉄琴
13.2
カスタネット
15.6
5
ハーモニカ
18.4
鉄琴
12.9
鍵盤ハーモニカ
11.0
小太鼓
8.9
 
  年代別に見ると、20代・30代のトップは『リコーダー』です。半数以上がもう一度習ってみたい楽器として挙げており、40代・50代以上でも2位にランクインしています。
   40代・50代以上では『ハーモニカ』が人気でトップになっています。しかし20代では、息を吹き込み、鍵盤を押して演奏する『鍵盤ハーモニカ』『ハーモニカ』の順位が逆転しています。これは、ハーモニカは演奏方法や指導が難しかったため、1969年の学習指導要領の改訂を機に鍵盤ハーモニカが採用されるようになったことから、演奏経験が減ってきたと考えられます。
 
 
<質問3>

校歌を今でも歌えますか? (複数回答)

 
“歌える”は『小学校』59.9% 「中学校」38.7% 「高校」35.1%
学年が上がるにつれ、減少傾向
 
<全体>
歌える校歌
1
小学校
59.9
2
中学校
38.7
3
高校
35.1
4
大学
10.6
5
どれも
歌えない
6.0
6
幼稚園・
保育園
3.2
 
<男性>
歌える校歌
1
小学校
59.3
2
中学校
36.7
3
高校
33.0
4
大学
10.4
5
どれも
歌えない
5.9
6
幼稚園・
保育園
2.7
 
<女性>
歌える校歌
1
小学校
62.3
2
中学校
45.9
3
高校
42.6
4
大学
11.5
5
どれも
歌えない
6.6
6
幼稚園・
保育園
4.9
 
 
<20代>
<30代>
<40代>
<50代以上>
歌える校歌
歌える校歌
歌える校歌
歌える校歌
1
小学校
57.9
小学校
62.9
小学校
62.6
小学校
53.3
2
中学校
47.4
中学校
38.6
高校
30.8
高校
51.1
3
高校
31.6
高校
34.3
中学校
29.7
中学校
42.2
4
大学
13.2
大学
12.9
大学
6.6
大学
11.1
5
どれも
歌えない
9.2
どれも
歌えない
4.3
どれも
歌えない
5.5
どれも
歌えない
4.4
6
幼稚園・
保育園
3.9
幼稚園・
保育園
1.4
幼稚園・
保育園
4.4
幼稚園・
保育園
2.2
 
  今でも歌える母校の校歌(園歌)を聞いたところ、『小学校』(59.9%)がトップとなりました。6年間通い、比較的校歌を歌う機会が多いためか、男女・全ての年代で半数以上の人が小学校の校歌を“歌える”と答えています。
  次いで、2位『中学校』(38.7%)、3位『高校』(35.1%)となりました。トップの小学校から比べると20ポイント以上も差がある結果となりました。
   学年が上がるにつれ、校歌を歌える人が減っていく傾向が見られます。ただし、40代・50代以上では中学校と高校の校歌が歌えると答えた人の順位が逆転しています。
  一方で『どれも歌えない』(6.0%)と答えた人もいました。
 
 
<質問4>

今でも口ずさむ、子ども(小・中学生頃)時代の
“思い出の歌”は何ですか?(複数回答)

 
楽しい時は…『ヤングマン』、『夏色』、『YAH YAH YAH』
悲しい時・元気がほしい時は…『上を向いて歩こう』、『負けないで』
 
楽しい時
 
<全体>
曲名
1
ヤングマン 2.1
2
夏色
1.8
YAH YAH YAH
4
愛は勝つ
1.4
Diamonds
翼をください
森のくまさん
浪漫飛行
 
<男性>
曲名
1
ヤングマン 2.7
2
翼をください
1.8
夏色
YAH YAH YAH
浪漫飛行
 
<女性>
曲名
1
愛は勝つ
4.9
Diamonds
3
赤いスイートピー
3.3
夏の扉
UFO
 
 
<20代>
<30代>
<40代>
<50代以上>
曲名
曲名
曲名
曲名
1
YAH YAH YAH
5.3
愛は勝つ
4.3
ヤングマン
6.6
ウルトラセブンの歌
6.7
2
夏色 Diamonds 年下の男の子
3.3
きみといつまでも
3
さんぽ
3.9
アンパンマンの
マーチ
2.9
およげ!
たいやきくん
2.2
Yesterday
Once More
4.4
そばかす TRAIN-TRAIN 学園天国 エイトマン
  My Revolution 翼をください 365歩のマーチ
Runner 2億4千万の瞳  
リンダリンダ マジンガーZ
浪漫飛行 UFO
 
  「楽しい時」と「悲しい時・元気が欲しい時」に今でも口ずさむ子ども時代の“思い出の歌”を聞きました。
   「楽しい時」に口ずさむ歌の1位は西城秀樹の『ヤングマン』(2.1%)でした。「拳を突き出す振り付けと、YMCAを皆一緒に踊った」(40代・男性)、「振り付け付きで歌うと最高に楽しい!!」(40代・男性)などの声がありました。男性と40代の1位にもなっています。

  2位は同率で、ゆずの『夏色』(1.8%)とCHAGE and ASKAの『YAH YAH YAH』(1.8%)でした。この2曲は20代の同率1位で、「曲の始まりが元気になれる(夏色)(20代・女性)、「テンションが上がる(YAH YAH YAH)(20代・男性)など、元気にしてくれる曲として若い世代からの支持を集めました。

   4位には同率で5曲が並びました。そのうちKANの『愛は勝つ』(1.4%)と、プリンセス・プリンセスの『Diamonds』(1.4%)は、女性と30代の1位となっています。「小学生時代流行った曲なので(愛は勝つ)(30代・女性)や「女性バンドでカッコよかった(Diamonds)(30代・女性)などの声がありました。

   また、少数ではありますが、20代3位『さんぽ』(となりのトトロ)や、30代3位『アンパンマンのマーチ』(それいけ!アンパンマン)、40代3位『マジンガーZ』(マジンガーZ)、50代以上1位『ウルトラセブンの歌』(ウルトラセブン)、同3位『エイトマン』(エイトマン)など、小さい頃に夢中になったアニメや特撮番組の主題歌も目立ちました。
(以上、敬称略)
 
悲しい時・元気が欲しい時
 
<全体>
曲名
1
上を向いて歩こう
5.3
2
負けないで
5.0
3
ドナドナ
3.5
4
それが大事
2.1
翼をください
なごり雪
 
<男性>
曲名
1
上を向いて歩こう
5.4
2
負けないで
5.0
3
ドナドナ
3.6
 
<女性>
曲名
1
上を向いて歩こう
4.9
M
元気を出して
負けないで
2
時代
3.3
それが大事
ドナドナ
 
 
<20代>
<30代>
<40代>
<50代以上>
曲名
曲名
曲名
曲名
1
負けないで
10.5
ドナドナ
7.1
なごり雪
6.6
上を向いて歩こう
22.2
2
名もなき詩
5.3
負けないで 翼をください
4.4
365歩のマーチ
6.7
3
ガッツだぜ!!
3.9
M
4.3
上を向いて歩こう
3.3
明日があるさ
4.4
夜空ノムコウ 元気を出して   イムジン河
  それが大事 見上げてごらん
夜空の星を
 
  一方で、「悲しい時、元気がほしい時」に口ずさむ歌のトップは、坂本九の『上を向いて歩こう』(5.3%)でした。日本だけでなく世界中で「SUKIYAKI」として親しまれているこの曲に、「泣きたい気持ちを抑えられる」(40代・女性)、「落ち込んでいたときに流れていて前向きになれた」(40代・男性)など、40代、50代以上からの声が集まりました。

   2位はZARDの『負けないで』(5.0%)でした。20代、30代からの支持が圧倒的に多く、「悲しい気分が一気に晴れやかになる曲」(20代・男性)、「がんばろうって気持ちになる」(30代・男性)などの、元気がほしい時に自分への応援歌として口ずさむようです。

   3位は『ドナドナ』(3.5%)で、1位と2位の「前向きにしてくれる曲」とは対照的な曲がランクインしました。「悲しいとき、落ち込んだときに抵抗なく感情に合う」(50代・女性)、「仕事で失敗した時,自分が置かれている状況と歌詞が合う」(30代・男性)など、子牛の境遇を自分に重ね合わせているのでしょうか。

  4位には3曲が並びました。大事マンブラザーズバンドの『それが大事』(2.1%)には「前向きな歌なので元気になる」(30代・男性)、イルカの『なごり雪』(2.1%)には「歌詞の状況が頭に浮かび,悲しみがこみ上げてくる」(40代・男性)、赤い鳥の『翼をください』(2.1%)には「本当に飛んで行きたくなるときに歌う」(40代・女性)といった様々な声が寄せられました。

   「楽しい時」に口ずさむ曲は全体的に「元気で明るい曲」が多く、「悲しい時・元気がほしい時」に口ずさむ曲は、激励してくれる「明るい曲」と「切ない曲」「悲しい曲」が入り交じる結果となりました。
(以上、敬称略)
 
以上

 

 


<<-プレスリリースへ戻る