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<広報発表(アンケート)>

2007年4月4日

三菱電機エンジニアリング株式会社

2007年度 新・小学一年生/親子アンケート
三菱電機エンジニアリング株式会社(MEE)社員アンケートの結果から


 もうすぐ新学期、4月5日(木)をピークに各地の小学校で入学式が執り行われ、ピカピカのランドセルを背負った、可愛らしい新・小学一年生たちが誕生します。
 そこで、三菱電機エンジニアリング株式会社(MEE)では、この4月に小学校に入学する子供のいる社員と、その新・小学一年生となる子供(有効回答数122組)を対象にアンケートを実施しました。以下は、その集計結果です。


[ 調 査 概 要]
調査期間 2007年3月1日〜15日
調査対象

当社内(全国)で今春、小学校入学の子供を持つ社員とその子供(新・小学一年生)

調査方法 留置法による回収(アンケート用紙直接記入)
有効回答数

親子122組
〔就学する子供〕男子:72名(59.0%)、女子:50名(41.0%)
1人目:52名(42.6%)、2人目〜:70名(57.4%)

 
< 調 査 結 果 >
質問1  

約4人に3人(76.2%)の親が、子供の成績が「気になる」
“初心者マーク”の親では、9割以上(90.4%)が「気になる」

質問2   ほとんど(95.1%)の親が「いじめ問題」が「気になる」
質問3  

ほとんど(94.3%)の親が、登下校時での犯罪や事故が「心配」、“初心者マーク”の親では『すごく心配』が約半数(48.1%)に

質問4   リスク防止対策は『言い聞かせ』、『集団登下校』、『防犯ブザーの所持』
質問5

約束事のトップは『知らない人について行かない』61.5%、『知っている人にもついて行かない』『知らない人は“こわい人”』も

質問6  

小学一年生の「理想の先生」は、
 親では、2年連続!“体操のおにいさん”こと「佐藤弘道」
 新・小学一年生では、何でも夢をかなえてくれる「ドラえもん」

 
この件に関するお問合せは、下記までお願い致します。
お問い合わせ先
三菱電機エンジニアリング(株)
総務人事部 総務グループ
TEL:03-3288-1101
 

<質問1> 入学後、子供の“成績”について、どの程度気になりますか。
 
約4人に3人(76.2%)の親が、子供の成績が「気になる」
  “初心者マーク”の親では、9割以上(90.4%)が「気になる」

 約半数(47.5%)の親が、子供の成績が『やや気になる』としています。『とても気になる』28.7%と合わせ、約4人に3人(76.2%)の親が「気になる」と回答しています。小学一年生の親といえども成績は「気になる」ようで、親たちの子供に対する“期待”と“不安”が垣間みられます。
 子供の男女別では、男子の親は『とても気になる』が31.9%と女子の親(24.0%)よりも高い一方で、『あまり気にしない』も23.6%と高く両極端であるのに対して、女子の親は「気になる」が92.0%と男子の親(72.2%)と比べて高い傾向にあります。
 また、初めて子供が小学校に入学する“初心者マーク”の親(1人目)では、「気になる」が90.4%、『気にしない』が0%であるのに対して、すでに長男や長女が就学している親(2人目〜)では「気になる」は65.7%と、大きな差がみられます。

 
<質問2> 学校内での「いじめ問題」について、どの程度気になりますか。
 
ほとんど(95.1%)の親が「いじめ問題」が「気になる」

 約3人に2人(63.1%)の親が、学校内での「いじめ問題」について『とても気になる』としています。『やや気になる』32.0%と合わせ、ほとんど(95.1%)の親が「気になる」と回答しており、『気にならない』は0%という結果になりました。社会問題化している学校内での「いじめ」について、新・小学一年生の親たちは“気がかり”なようです。
 子供の男女別では、『とても気になる』は男子の親が68.1%と、女子の親(56.0%)よりも高い一方で、ほとんど(98.0%)の女子の親が「気になる」と回答しているのが特徴的です。

 さらに、「いじめ防止策として学校に徹底してもらいたいこと」について、フリーアンサーにて聞いてみました。その中から特徴的な回答をピックアップしてご紹介します。

先生と生徒のコミュニケーションを強化してほしい
学校での出来事、気づいたこと等を家庭に早期に知らせてほしい
いじめの早期発見、相談窓口、加害者への指導
個人の悩みを先生に相談できる環境を整えてほしい
子供達の言動をよく見て、態度の変化やクラスの雰囲気を感じ取ってほしい
いじめが恥ずかしいことだと分からせてほしい

何が「いじめ」になるのかを子供と一緒に考える

低学年から人に対する思いやりや命の尊さを、道徳教育を通じて積極的に行ってほしい
いじめの実体験学習
読書を励行させ、心の成長ができる環境をつくってほしい・・・など
 一方、「学校に期待せず“子供の育成は家庭から”を徹底する」という回答もありました。
 
<質問3> 登下校時での犯罪や事故について、どの程度ご心配ですか。
 
ほとんど(94.3%)の親が、登下校時での犯罪や事故が「心配」
  “初心者マーク”の親では『すごく心配』が約半数(48.1%)に

 過半数(53.3%)の親が『やや心配』としています。『すごく心配』も41.0%と多く、ほとんど(94.3%)の親が「心配」と回答しています。これは、昨年の89.9%を上回っており、『心配ではない』は0%(昨年2.0%)でした。近年では交通事故だけではなく、登下校時に犯罪に巻き込まれるケースも多く、そんな世相を反映した結果となりました。
 男子と女子の親を比較してみると、女子の親では『すごく心配』が46.0%と高い割合を占めており、男子の親と比較して「心配」の度合いが高い傾向にあります。
 また、子供の就学が初めての親と2人目以降の親を比較してみると、1人目では『すごく心配』が48.1%と高く、“初心者マーク”の親の「心配」度が高いことが窺えます。
 いずれも、子供の“ただいま”の声を聞いて安堵する親たちの“胸のうち”が伝わってきます。


  
<質問4> 登下校時での犯罪や事故への防止対策として、実践した(または、実践しようと思っている)ことは何ですか。〔複数回答〕
 
リスク防止対策は『言い聞かせ』、『集団登下校』、『防犯ブザーの所持』

 犯罪や事故など、リスクへの防止対策のトップは『言い聞かせ』65.6%でした。新・小学一年生の親たちは“自己防衛”が一番の防止対策だと考えているようです。
 僅差の2位は『集団登下校』63.1%で、昨年の3位からランクアップしました。7位の『送り迎え』とあわせて、“子供を一人にしない”ことが重要と考えているようです。
 3位は『防犯ブザーの所持』54.9%でした。学校から支給されるなど、常時携帯を義務付けるケースが多いようです。
 4位は『通学路の下見(安全確認)』36.9%でした。8位の『大声を出す練習』とあわせて、小学校入学を前に親と子が一緒になって“防止対策”に取り組んでいる、そんな親子の“愛情”を感じさせる結果となりました。


項目
複数回答:
1
言い聞かせ
65.6
2
集団登下校
63.1
3
防犯ブザーの所持
54.9
4
通学路の下見(安全確認)
36.9
5
学童保育の活用
19.7
6
通学路の巡回
13.1
7
送り迎え
12.3
8
大声を出す練習
9.0
9
携帯電話の所持
4.1

<昨年:フリーアンサー>
1位『防犯ブザーや笛などの所持』:33.6%
2位『集団登下校』:14.1%
3位『通学路の安全確認』:12.8%
4位『教育、言い聞かせ』:10.7%
5位『送り迎え』:8.7%


 
<質問5 防犯対策として、子供と交わした「約束事」は何ですか。〔フリーアンサー〕
 
◆ 約束事のトップは『知らない人について行かない』61.5%、
    ・・『知っている人にもついて行かない』『知らない人は“こわい人”』も

 子供と交わした「約束事」を項目別にまとめてみたところ、昨年に引き続き『知らない人について行かない』が61.5%で圧倒的トップとなりました。なかには「知らない車に乗らない」のほか、「(知らない人だけではなく)知っている人にもついて行かない」といった万全を期するケースもあるようです。
 2位は『寄り道をしない』18.0%でした。「決められた通学路を通ること」や、「一度帰宅してから遊びに行くこと」など、4位の『一人だけで行動しない』をあわせて、下校時は特に心配のようです。
 3位は『(危険時は)大声を出して逃げる』15.6%でした。実際に「大声を出す練習」をしたり、「不審な場合は、近くの子供110番の店や家にかけ込む」といった家庭もあるようです。
 少数意見では、「知らない人とは常に1メートルの距離をおく」や、「知らない人は“こわい人”と思え」といった『約束事』もありました。
 全体的に、“自分の身は自分で守る”ことを言い聞かせている傾向にあるようです。

 
約  束  事
複数回答:%
1
知らない人について行かない
61.5
2
寄り道をしない
18.0
3
(危険時は)大声を出して逃げる
15.6
4
一人だけで行動しない
12.3
5
知らない人とは会話をしない
7.3
6
行き先を伝えてから出かける
2.5
防犯ブザーの常時携帯
<昨年:フリーアンサー>
1位 『知らない人についていかない』60.4%
2位 『一人にならない』16.8%
3位 『大声を出す』9.4%
4位 『知らない人とは会話をしない』7.4%
5位 『知らない人の車に乗らない』
『寄り道はしない』 6.0%(同率)
 
<質問6>
小学一年生の「理想の先生(担任)」を、有名人に例えると誰ですか。
〔フリーアンサー:複数回答〕 ※本文中、敬称略
 
親が選ぶ「理想の先生」は、2年連続“体操のおにいさん”こと「佐藤弘道」、
 子供は、何でも夢をかなえてくれる「ドラえもん」先生だったらイイな!!

 理想の小学一年生の先生(担任)は、親では『佐藤弘道(タレント)』13票が昨年に引き続きトップとなりました。長年、子供番組の“体操のおにいさん”として親しまれてきたことが高く評価されたようです。
 次いで、テレビドラマの先生役としてお馴染みの『武田鉄矢(タレント)』12票が2位に、3位には熱血派の『星野仙一(野球日本代表監督)』11票と続きました。
 一方、新・小学一年生に聞いてみたところ、アニメ主人公の『ドラえもん』6票がトップとなりました。何でも気軽に相談でき親身になって問題を解決して夢もかなえてくれる、そんな心強い姿を思い浮かべた結果なのでしょう。
 次いで、親のトップでもある『佐藤弘道(タレント)』、子供番組の“歌のおねえさん”として慕われている『はいだしょうこ(タレント)』、アニメで人気の『孫悟空(ドラゴンボール)』が共に5票で2位となりました。
 新・小学一年生が選んだ理想の先生は、明るく元気なキャラクターが上位を占めていることから、子供たちは小学校生活を明るく楽しいものと考えていることが伺えます


<親が選んだTOP5>
 
<新小学一年生が選んだTOP5>
氏 名
票数
1
佐藤 弘道
13
10.7
2
武田 鉄矢
12
9.8
3
星野 仙一
11
9.0
4
松嶋 菜々子
10
8.2
5
水谷 豊
7
5.7
 
氏 名
票数
1
ドラえもん
6
4.9
2
佐藤 弘道
5
4.1
はいだ しょうこ
5
4.1
孫悟空(ドラゴンボール)
5
4.1
5
ゲキレンジャー
4
3.3

 
<ご参考>
<親> 2002年度 @武田鉄矢 A北野 武 B松嶋菜々子など
  2003年度 @松嶋菜々子 A武田鉄矢 B水谷 豊
  2004年度 @松嶋菜々子 A武田鉄矢 B水谷 豊
2005年度 @仲間由紀恵 A松嶋菜々子 B武田鉄矢
2006年度 @佐藤弘道 A水谷 豊 B所ジョージ
<新一年生> 2002年度 @ドラえもん A香取慎吾 Bハム太郎
  2003年度 @ドラえもん A両津勘吉    Bテツ&トモなど
  2004年度 @ドラえもん Aサトシ(ポケモン) B両津勘吉など
2005年度 @ドラえもん Aプリキュア B仮面ライダー響鬼
2006年度 @香取慎吾 Aドラえもん Bプリキュア
 
以上

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