◆好きな「物理学者」トップは"相対性理論"の『アインシュタイン』。
2位『ニュートン』、3位はノーベル賞の『湯川秀樹』
2005年は、国連の「世界物理年」です。アインシュタインが特殊相対性理論など革命的な論文を相次いで発表した「奇跡の年(1905年)」から100周年を迎えます。
そこで、好きな「物理学者」を聞いてみたところ、"相対性理論"の『A・アインシュタイン』が36票で圧倒的トップとなりました。「すごい人なのに、よく目にする舌を出した顔(写真)がお茶目」(女性・1969
年生まれ)、「ユーモアのセンスがあり親しみが持てる」(男性・1945年生まれ)、「タイムマシーンなど未来に夢を持たせてくれた人」(男性・1957年生まれ)など、現代人にとっても親しみのやすさがトップの理由となっています。
2位は、"万有引力"の『A・ニュートン』14票です。「万有引力の法則を常に身近に感じ納得できるから」(女性・1957年生まれ)、「名前が単位になっているから」(男性・1981年生まれ)、「力学の美しさを教えてもらった。青春の数ページが思い浮かぶ」(男性・1945年生まれ)のほか、「リンゴが好きだから」(男性・1969年)といった理由もありました。
3位には、日本人初のノーベル賞受賞者である『湯川秀樹』が選ばれました。「ノーベル賞受賞は戦後復興時期の日本に希望を与えた」(男性・1957年生まれ)、「郷土出身の偉人」(男性・1945年生まれ)など、日本を代表する物理学者として人気が高いようです。
また、ラジウム元素を発見した『マリー・キュリー』(5位)は、「キュリー夫人」として「子供の頃、伝記を読んで印象深い」(女性・1969年生まれ)、「女性として妻として、生涯研究者を貫いた姿に尊敬」(女性・1969年生まれ)と、女性の支持を集めました。
全体的に、古今東西を問わずバラエティーに富んだ物理学者の名前が挙がりました。
※ 本文中、敬称略