『オフィス移転』アンケート
三菱電機エンジニアリング株式会社(MEE)社員の"胸のうち"
都心では大規模オフィスビルが相次いで完成し、トレンドスポットとして注目を集めている反面、オフィスの供給量がピークに達する、いわゆる「オフィスビルの2003年問題」も表面化しています。
三菱電機エンジニアリング株式会社(MEE)では、本社および東京地区の事務所を7月22日に、賃借料等直接費用の削減、間接業務の効率化、より迅速な経営判断の実現を目的に統合移転いたしました。
そこで、オフィス移転を間近に控えた社員(東京地区:有効回答数100名)を対象に、その"胸のうち"をアンケートしました。以下は、その集計結果です。
【
調 査 概 要 】
調査期間 : 2003年7月1日〜7月15日
調査対象 : オフィス移転を間近に控えた当社社員
調査方法 : イントラネットによる依頼、回収
有効回答数 : 100名(男性65名、女性35名)
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<調査結果>
<質問1> |
メリットは『デスク上の整理』、デメリットは『移転準備が面倒』 |
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<質問2> |
「理想の通勤時間」は、平均『46.8分』 |
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<質問3> |
オフィス移転では『最寄駅からの利便性』を重視 |
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<質問4> |
オフィスの移転先には『銀行』『コンビニ』『郵便局』が必要
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この件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
三菱電機エンジニアリング(株) 総務人事部 総務グループ
TEL 03−3288−1101
〔新住所〕〒102-0073 東京都千代田区九段北1−13−5 日本地所第一ビル
<質問1> |
オフィス移転のメリット、デメリットは何ですか?(複数回答) |
〔メリット〕
位 |
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% |
1 |
デスク上の整理 |
46.0 |
2 |
気分が一新する |
44.0 |
3 |
通勤が楽になる |
29.0 |
4 |
OA環境の整備・改善 |
10.0 |
5 |
アフター5の楽しみアップ |
6.0 |
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〔デメリット〕
位 |
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% |
1 |
移転準備が面倒 |
58.0 |
2 |
通勤が不便になる |
53.0 |
3 |
引越しによる時間の浪費 |
41.0 |
4 |
環境変化に順応が大変 |
14.0 |
顔なじみのお店が遠のく |
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◆ メリットは『デスク上の整理』、デメリットは『移転準備が面倒』
メリットでは、1位『デスク上の整理』46.0%、2位『気分が一新する』44.0%、3位『通勤が楽になる』29.0%という結果になりました。1位、2位ともに半数に近い大きなウエイトを占めており、オフィス移転を機に、「思い切ってデスクを整理し、新たな気分で仕事に取り組める」ことがメリットのようです。
一方、デメリットでは、1位『移転準備が面倒』58.0%、2位『通勤が不便になる』53.0%、3位『引越しによる時間の浪費』41.0%という結果になりました。
メリット・デメリットを比較すると、メリットでは"リフレッシュ"や"マンネリ打破"といった精神面が、デメリットでは物理的な面が上位を占める傾向にあるようです。
<質問2> |
あなたの「理想の通勤時間」は何時間ですか。 |
理想の通勤時間(平均) |
46.8分 |
移転前の通勤時間(平均) |
64.2分 |
移転後の通勤時間(平均) |
60.2分 |
◆ 「理想の通勤時間」は、平均『46.8』分
質問1のメリット、デメリットにもランクインしている通勤について、理想の通勤時間を聞いてみたところ、平均で『46.8分』という結果になりました。現実を加味した"理想"といったところのようです。
また、現実的に今回の移転では、平均で約4分の時間短縮となりました。質問3(次頁)「重要ポイント」の3位『通勤時間の短縮』は、僅かながらクリアしたようですが、まだまだ"理想の通勤時間"には程遠いようです。
<質問3> |
オフィス移転先として「重視するポイント」は何ですか。(複数回答) |
位 |
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% |
1 |
最寄駅からの利便性 |
53.0 |
2 |
空間の広さ・ゆとり |
47.0 |
3 |
通勤時間の短縮 |
42.0 |
4 |
OA環境の良さ |
22.0 |
5 |
トイレ・化粧室の充実 |
15.0 |
6 |
収納スペースの多さ |
8.0 |
7 |
新築物件 |
5.0 |
次 |
話題性(トレンド・スポット) |
3.0 |
アフター5が楽しめる場所 |
◆ オフィス移転では『最寄駅からの利便性』を重視
重視するポイントの1位は、『最寄駅からの利便性』53.0%でした。雨の日には濡れずに、暑い日や寒い日には快適にオフィスに直行できたり、また出張の多い社員には新幹線の乗車駅や空港へのアクセスなど、フットワークの良さが重視されているようです。
2位は『空間の広さ・ゆとり』47.0%でした。仕事の能率アップという視点から見逃せないポイントのようです。3位は『通勤時間の短縮』42.0%でした。"痛勤"は、毎日の切実な悩みであることが伺えます。
一方、六本木ヒルズや汐留シオサイトなどが話題のスポットとして注目されていますが、『新築物件』5.0%や『話題性(トレンド・スポット)』3.0%など、流行に反応した回答が意外に少ない結果となりました。
また、5位の『トイレ・化粧室の充実』15.0%では、その内訳で女性が73.3%を占めているのが特徴的です。
<質問4> |
オフィス移転先に、絶対必要な「店舗」は何ですか。(複数回答) |
位 |
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% |
1 |
銀行 |
75.0 |
2 |
コンビニ |
66.0 |
3 |
郵便局 |
42.0 |
4 |
本屋 |
22.0 |
5 |
金券ショップ |
17.0 |
6 |
居酒屋 |
15.0 |
7 |
コーヒーショップ |
13.0 |
8 |
文具店 |
8.0 |
9 |
喫茶店 |
6.0 |
10 |
弁当屋 |
5.0 |
◆ オフィスの移転先には『銀行』『コンビニ』『郵便局』が必要
必要な店舗の1位は『銀行』75.0%で、4人に3人という高い割合を占めました。3位の『郵便局』42.0%とあわせて、オン・オフビジネスの両面で"金庫・サイフ代わり"として欠かせない存在のようです。
2位は『コンビニ』66.0%でした。オフィスの"冷蔵庫代わり" という要素も高いようです。
以下、4位には"情報収集の場"である『本屋』22.0%が、5位には"出張の友"である『金券ショップ』17.0%が、6位には"飲みニュケーション"には欠かせない『居酒屋』15.0%がランクインしています。
以上
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